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侵略者の論理

古今東西問わず、侵略者とそのタイコモチが自らの侵略戦争犯罪を糊塗するのに愛用してきた代表的な屁理屈が「侵略された国では野蛮な政治体制の為に国民達が苦しめられてきた。だから我々が戦争して腐敗した体制を打倒して、彼らを解放してやったんだ」というものです。実際に大日本帝国がアジア諸国を侵略した時もそうでしたし、現在のアメリカがイラクやアフガニスタン、その他にも自国の意に従わない国々を侵略したり謀略で政権転覆させた時も常にそうした事を言って、自分達の野蛮で残虐な行為を正当化してきました。曰く「李氏朝鮮は当時未開な野蛮国で、国民はその支配下で苦しんでいた。だから日本は朝鮮を併合して彼らを救ってやったんだ」「イラクではサダム・フセインの圧制で国民が苦しめられてきた。だからアメリカはフセイン政権を打倒してイラクを解放し、国民達から歓呼に迎えられた」と。
で、その結果はどうでしたか。腐敗した野蛮な体制から「解放」されたはずの日帝植民地支配下の朝鮮やフセイン政権崩壊後のイラクで、なぜあれだけ激しい抵抗運動が起こり、日帝や米帝による現地住民に対する残虐な鉄拳統治や弾圧・虐殺行為が繰り返されたのでしょうか。侵略者達の言い訳がいかに欺瞞に満ちたデタラメであったかがよく分かるでしょう。
 
明治維新から間もなく、軍国主義に向かってまっしぐらの頃の日本では、今後実行されるであろうアジア侵略の為の準備が軍人・文民一体となって行われました。岡倉天心だの新渡戸稲造だの福沢諭吉だのがしきりに「日本はアジアの優生民族。対して朝鮮は未開の野蛮国」といった事を国内はおろか海外にまで必死になってキャンペーンしたのは、まさに将来の軍事侵略を正当化させる為の宣伝活動でした。
北朝鮮との関係が悪化の一途をたどっている今の日本でも、そうした当時の岡倉天心らと同じ役回りを演じている連中が山ほどいます。「北朝鮮は金正日体制の下で国民が苦しんでいる上に、核武装して東アジアの平和を乱している。日本人を拉致したこんな危険な隣国は打倒しろ。独裁体制の国に日帝植民地支配の賠償や謝罪をする必要はない。金正日政権を潰して北朝鮮国民を解放しろ」という物騒な内容の記事はSAPIOのようなそこらの右翼雑誌はおろか、左派・リベラル系の媒体でも今や珍しくありません。
アジアプレスと石丸次郎はそうした「現代における岡倉天心的役割」を務める左派代表と言って良いでしょう。アジアプレス及び石丸次郎は「北朝鮮と戦争しろ」というズバリそのものの発言はまだ(今後は分かりませんが)行っていません。しかしながらその記事内容は、北朝鮮がいかに恐ろしくて信用出来ない国であるかという事をひたすら強調するものであり、いかに「北朝鮮と戦争しろ」という事をストレートに言っていなくても、それを書いた人間の真意がどこにあり、そのような記事が大量に垂れ流された結果がどうなるかはあまりにも歴然としているではありませんか。もし今後北朝鮮と日米との間で本格的な軍事衝突が起こるような事になれば、まさにアジアプレスと石丸のやってきた報道記事がそれを招いたA級戦犯となる事だけは間違いありません。岡倉天心や新渡戸稲造・福沢諭吉らがかつての李氏朝鮮を「野蛮な体制化で国民が苦しんでいる」と針小棒大に書き立てて、日本による朝鮮侵略を正当化する世論を醸成したように、石丸次郎が「北朝鮮の国民は金正日体制下で飢えている」と書き立てれば書き立てるほど、現在の日本でも北朝鮮に対する好戦的な世論が喚起される一助になるでしょう。それに伴って植民地支配の清算・賠償はますます遠のき、在日朝鮮人に対する差別や迫害も強くなるという図式です。また、それによって北朝鮮への様々な経済制裁の中、当の「飢えている北朝鮮国民」への本当に必要な人道支援への理解すらも得られなくなってやり辛くなったり、妨害すら受ける事になるでしょう。石丸は「支援は必要」と一応言ってはいますが、同時に「支援食料の横流しが行われている」という事も必ず強調しており、それが結果的に「横流しされて国民の手に届かないなら、支援なんかする必要ないや」という一般的な日本人の間に多い「空気」を醸成するのにどれだけ悪影響を及ぼした事か! 北朝鮮の国民が飢えている事を書き立てておきながら、それが当の国民達への支援を妨害して苦しめているとはどういう事でしょう。まさに北朝鮮の国民が困窮しているのを誰よりも喜び、それでメシを食っている張本人は石丸次郎自身なのです。
 
アジアプレスには代表の野中章弘はじめとして宇田有三など、従軍慰安婦問題やミャンマーの軍事政権の問題を取材している記者が何人もいたり外部から記事を提供しています。それは良いのですが、しかし…。なぜ北朝鮮報道ではあのように最低極まりない記事を連発しているばかりか、それを自社の最も目玉として大々的に売り出しているのでしょうか。「売れているから」という言い訳は却下させてもらいます。いくら何でもそれは最低の腐敗堕落でしょう。ジャーナリズムとして。はっきり言って野中や宇田といった面々がいかにイラク反戦、従軍慰安婦問題、ミャンマー軍事政権問題を取り上げて語ろうとも、石丸次郎らの北朝鮮攻撃報道がそれを全て台無しにしています。これは重要なポイントなので何度でも繰り返しますが、実際に石丸は北朝鮮に対する植民地支配の賠償を(独裁政権だからという理由で)事実上否定しているのですから。従軍慰安婦問題ではナヌムの家まで行って親身になって取材をしておきながら、一方では賠償を否定するって何なの一体? アジアプレスは嘘つきと詐欺師の集団ですか?
いや、それどころか、彼らがイラク反戦、従軍慰安婦問題、ミャンマー軍事政権問題で社会正義を装った報道をしようとも、実際には石丸のひどい記事内容を正当化する役割しか果たしていません。「イラク反戦、従軍慰安婦問題、ミャンマー軍事政権問題の野中や宇田がいるアジアプレスだから、きっと北朝鮮報道も公正だろう」という虚像作りにしかならないのです。
野中章弘がいかにイラク戦争を批判しようとも、自分とこのメディアで北朝鮮との外交関係悪化や好戦論を煽るような記事を垂れ流しているのでは何の説得力もありません。日本やアメリカの大マスコミが戦争前夜にイラク侵略を正当化・賛美した姿と、自分のアジアプレスが北朝鮮への偏見や好戦論を助長・幇助している姿を重ね合わせて見る事が出来ないのであれば、ジャーナリスト失格です。今すぐ筆を折るべきでしょう。
 
石丸次郎はもちろん、この男が草鞋を脱いでいるアジアプレスという報道機関もしょせんは「侵略者の論理」による報道をしているに過ぎません。その辺りを見失わずに物事を見極める必要があるでしょう。
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嘘は良くないな石丸次郎

石丸次郎の嘘八百な詐欺師ぶりにはほとほと呆れ果てますが、また自身のツイッターで馬脚を表す発言をしていました。
 
朝鮮高校の授業料無償化の問題はこれから大詰めを迎える。「拉致問題があるから」という理由で、無償化適用から除外することに、私は反対です。近々論考をウェブに掲載していきます。
 
何も知らない人間や石丸の信者がこれを見ると「やはり石丸センセイは常に民族差別に反対してきた、良心的北朝鮮批判者だったんだ」などと思ってしまうかもしれません。が、現実の石丸次郎という男はそんな甘っちょろいヒューマニストなどでは断じてありません。
「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」(以下守る会)という団体があり、ここは脱北者の支援をするかのような表看板を掲げつつ、実際には北朝鮮と日本の外交関係悪化と軍事的対立を高め、在日朝鮮人に対する差別・偏見・排外主義を煽り立てている、札付きの日本版ネオナチ団体です。ところが石丸(とその所属団体であるアジアプレス)はこのネオナチもどき団体とほとんど一心同体のように連動して活動を続けているのです。自分の講演会などを大々的に取り上げてもらうなど。
 
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会
http://hrnk.trycomp.net/index.php
 
で、この守る会はその方針からすればまあ当然といえば当然なのですが、朝鮮学校への授業料無償化適用を猛烈に反対してきました。以下の声明文参照。
 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00319
 
(どうでもいいけど、何で守る会のホームページにあるこうした声明文や組織概要は普通のクリックではコピー出来ないの? まあ、ブラウザの設定を変えればコピー出来ますが、そんなに自分とこの発表した文章を広められたくないなら、最初から活動なんかするな!)
石丸次郎自身と密接な関連団体で、このように明確に無償化適用を反対しているではありませんか。これはどう説明するつもりなのでしょう?
それとも何か、自分達は「「拉致問題があるから」という理由」では無償化適用を反対してないという事でしょうか。別の理由なら無償化から除外しても一向に構わないという屁理屈なのでしょう。確かに守る会の声明を読んでみると拉致問題を理由にはしておらず、主に教科書の内容に問題があるからという理由で無償化に反対する、というトーンでした。でも結局は同じ事じゃありませんか。無償化適用に反対しているという事に変わりはありません。これは明らかな民族差別です。単なる言い訳内容の違いに過ぎません。
実際に守る会ホームページには「関係諸団体」のイベント告知として特定失踪者調査会やら拉致問題団体がらみのイベントが盛りだくさんで、こうした極右民族差別集団を「関係諸団体」としている守る会自身もまた極右差別主義団体そのものである事は明らかです。守る会が差別主義者でないというなら、在特会の乱暴狼藉や東京都&神奈川県知事の差別行為を大々的に批判してごらん。出来ないでしょ? だって同じ穴のムジナなのですから。救う会と在特会にいたっては所属人員そのものが結構ダブってますし。
まさに守る会や石丸次郎らの本心は「無償化が適用されるかどうかが問題なのではない。チョーセン人を差別・排斥する事に意義がある」という事なのでしょう。
 
石丸次郎の「自分は差別に反対してきた。在日朝鮮人の人権を擁護してきた」などという言い訳がポーズだけの大嘘であった事を、これほど良く証明する事例はないでしょう。決定的と言って良い。本心から民族差別に反対するなら理由の如何に関わらず無条件で朝鮮学校の無償化に賛成すべきですし、守る会のようなネオナチもどきとは縁を切って批判せねばなりません。それが出来ないのなら、ええ格好しいはとっとと止めて、民族差別主義者・好戦論者・戦後補償不要論者という本音をはっきりと表に出して活動すべきです。佐藤勝巳だの荒木和博だの石原慎太郎だのはそうしてますよ(笑)。その方が騙される人間がいなくなっていい。佐藤や荒木・石原らはもちろん許し難い連中ですが、それでも差別主義者という自分の醜い本音・本性を堂々とさらけ出して活動している分、まだ石丸に比べれば「正直」です。
辛淑玉だのぱぎやん(趙博)だのといった一部の在日が石丸を熱烈に支持して持ち上げているのですが、これは自分達を差別・迫害している存在を熱心に慕うという喜劇に他なりません(もちろん騙されているのではなく、確信犯も相当いるでしょうが)。こうした「自分は差別主義者じゃない詐欺」に引っ掛かる被害者が、今後出ないようにする為にも、です。

権力世襲は日本の悲劇 その1

 石丸次郎がまた自分のツイッターで愚かな事を言っています。
 
「大阪はしとしと雨。これも中国の反日デモの余波なのか、チベットで同化教育反対のデモ拡大の報せ。チベットやウイグルの映像がもっと世に出てきても不思議でないのに、少ない。ビルマは地下VJの映像がたくさん出てきているというのに。」
 
「権力世襲は隣国の悲劇」メールマガジンに拙文を書きました。
http://www.mag2.com/m/0001188692.html
いわゆる「進歩派」に属する人で、この度の金正恩後継に意見表明したものを寡聞にして知りません。どなたか教えて下さい。
 
もう何度も述べてきた通り、北朝鮮の事をを針小棒大に誹謗中傷しながら、日本やアメリカの悪については一切「見ざる・言わざる・聞かざる・感じず・味わわず・少しも考えず」を貫くのが石丸次郎の得意技です。一方で最近の石丸は朝鮮民族ヘイトだけでは飽き足らないのか、それともこれからは北朝鮮攻撃だけでは食っていけないという自覚があるのか、中国に対してもその矛先を向けて新たに「嫌中派業界」への進出を考慮に入れているのかもしれません。すごいね石丸センセ。日本とアメリカ以外へのヘイト記事バリエーションを増やして、これからは隠れレイシスト記者の第一人者を目指して下さい。
 
それにしてもこんな記者を雇っているアジアプレスの良識が疑われます。石丸が反北朝鮮や在日朝鮮人排斥で行動している民族差別団体と密接な関係を持って活動しているのですが、こんな男を記者にして一体アジアの何を報道しようというのでしょうか? ジャーナリズムには客観性が必要と言う建前があります。しかし今のアジアプレスにはそんな建前すらないでしょう。日本の戦争責任を免罪し、日本以外のアジア諸国を見下し、あるいは中国のように台頭してきた国に対しては脅威を煽り立てているだけではありませんか。同社の内部には韓国人や中国人の記者も多数所属しているだけになおさらタチが悪い。それらには個人的には良心的な記者もいる(アジアプレスの韓国人記者の中には何年か前に枝川の朝鮮学校強制収用問題を取材に来た記者もいた)のですが、それはかえって最近のアジアプレスのひどい報道内容を免罪させる結果しかもたらしていません。「うちには韓国人・中国人の記者もいるから、決してアジア諸国に偏見など持っていませんよ」という言い訳材料を与えているに過ぎないのではありませんか。結果的には。
 
アジアプレス代表の野中章弘はイラク戦争に反対しましたし、従軍慰安婦の問題を取材したりするなど、一見すると反戦派で朝鮮半島問題についても良心的な報道をしているかのように見えますが、それがどうして北朝鮮に対する日帝植民地支配の賠償を事実上否定している石丸次郎を自身のメディアに登場させて大々的にバックアップしているのでしょうか。アジアプレスのホームページを実際に御覧になれば分かりますが、今や石丸次郎(とその「眷属」ども)の書く偏見と悪意に満ちた北朝鮮報道記事がかなりの割合を占めています。一体他のアジア諸国の報道はどこへ行ったのかと言いたくなるくらいに。いわば、石丸の北朝鮮記事が今やアジアプレスの看板記事になってしまい、それを抜いたらアジアプレス自体がスカスカ状態になってしまうほど依存度が高くなってしまったと言っても過言ではありません。
さらに野中はフリーランス記者の「生涯賃金はテレビ局社員の五分の一以下」と言います。いわばフリーランス記者の苦しい生活とその悲哀を最も良く知っているがゆえの発言であり、だからこそそれのバックアップとしてアジアプレスという報道機関を設立したのでしょう。しかしながら人間社会においては、そうしたあまりにひどい困窮が却って人を腐敗堕落させる事も少なくありません。貧乏なアジアプレスにおいては石丸の書いたセンセーショナルな北朝鮮報道記事が人目を引き、結果的に同社の「稼ぎ頭」になってしまったのではないでしょうか。そうでなければ現在のアジアプレスがあそこまで石丸の記事や講演会や「リムジンガン」を最前面に打ち出して売り出すはずがありません。野中章弘は貧乏な記者だったからこそ、こうした自分とこの「スター記者」(笑)が本当は北朝鮮という国の事を何も知らないアホな知ったかぶりのパパラッチで、しかもとんでもない民族差別・戦争扇動者であっても、「稼ぎ頭」であるがゆえにストップを掛けられなくなってしまったのではないでしょうか。それに伴って他の「稼げないアジア諸国の報道」があまりに軽んじられて顧みられなくなっているのでは。ミャンマーだのネパールだの、一般的な日本人にはそれらの国が地球上のどこにあるのかもロクに知られていない国の事を報道するより、北朝鮮の悪口を書いた方が確かに売れるからなあ(笑)。
しかしながらこのように「中身のないセンセーショナルな報道でも売れれば良い」というのは、ジャーナリズムとして致命的な腐敗堕落ではありませんか。野中章弘がアジアプレスを設立した当初の目的の一つもそうした風潮に異を唱える事にあったはずです。なのに今は…。
この物語が我々に与えてくれる教訓とは、浜崎あゆみだけに売り上げの4割を依存した一時期昔のエイベックスじゃあるまいし、やはり企業体にとってそういう偏った収益構造は危険という事でしょうか。
 
代表の野中章弘がいかに従軍慰安婦問題や反戦平和を口にしようとも、全ては虚しい限りです。自分の所で北朝鮮危機と在日朝鮮人への偏見・差別を煽り立てている石丸次郎が「稼ぎ頭」のようにのさばっている現状は一体何なのか? 今のアジアプレスは、代表の野中までもが他の韓国人・中国人記者達と同じように「石丸の記事は差別助長や戦争扇動ではありませんよ」という言い訳をする為の引き立て役になってしまっているのではないか。
アジアプレスという報道機関でも岩波書店や週刊金曜日と同じ事態が進行している証左なのでしょう。
(この項続く)

古龍の七種武器シリーズと離別鉤

 古龍の後期代表作の中に七種武器と言うシリーズ作品があります。7つの武器にまつわる中編物語を連作したもので、それぞれの話は共通する作品世界と背景を持ちながらも独立したお話になっているので、必ずしも順番に読む必要はありません。これらは全て日本の商業出版媒体では現時点未訳の為、その内容はあまり広く知られていませんでした。
作品のリストを列挙すると(カッコ内は初出年月と主人公キャラの名前)
 
1 長生剣(1974.2 白玉京 袁紫霞)
2 孔雀翎(1974.2 高立 双双 秋鳳梧)
3 碧玉刀(1974.10 段玉 朱珠)
4 多情環(1974.10 蕭少英 郭玉娘)
5 覇王槍(1974.10-1975.3 丁喜 王盛蘭)
6 離別鉤(1978.6-1978.9 楊錚 呂素文)
 
の6作品となります。七種武器としながら作品が6本しかないのは、当初7つの話を書く予定だったのが結局6本までしか書かずにシリーズを打ち切ってしまうという、非常に古龍らしいいい加減な理由によると言われています。
このシリーズ全作品に共通しているのは、どれもある武器にまつわる話である事、青龍会という江湖最大の幇会(結社)がバックボーンに登場する事、物語の最後で「この物語の教訓はこれこれこういう人間心理や精神的作用の類であり、これにはどれほど強く恐ろしい武器も敵わない。したがって本書で語られた武器とは表題の物ではなく、こうした人間心理や精神的作用の類なのだ」というオチで締めくくられるという事でしょう(ただしオチに関しては離別鉤を除く)。
これらの作品のラストでは必ず「物語における真の武器」とも言うべき人間心理や精神的作用の類が語られます。例えば長生剣では「笑い」、孔雀翎では「信じる心」、碧玉刀では「誠実さ」、多情環では「復讐心」、覇王槍では「勇気」となっており、それらこそがこれら5作品における真の武器にして、物語全体に流れるテーマとして設定されていました。ではシリーズ事実上の最終作である6作目の離別鉤は?
先述の一覧を御覧になればお分かりの通り、七種武器のうち離別鉤と他の5作は発表年代が結構離れており、そのせいもあって作品自体の雰囲気もやや異なっています。離別鉤にもラストでそうした人間心理の類をオチに持って来てはいますが、かなり取って付けたような印象は拭えません。この作品の最後に語られるのは「驕者必敗」つまり驕れる者は必ず敗れるという事ですが、他の5作と違ってこれは作品全体を貫くテーマもしくは「真の武器」という扱いになっていません。多分著者の古龍は忘れた頃に七種武器の新作を書き始めたまでは良かったが、以前書いた時と大分時間が経過していて感覚が違ってしまい、前5作のような展開と結論に持って行けず、少しでも過去作に近付けるべく苦し紛れにラストで「驕者必敗」というオチを付ける結果になったのではないでしょうか。いや、作品自体はなかなか面白いのですが。ただ離別鉤がシリーズの最終作にして一番の異色作となったのは間違いないでしょう。
 
64230878.JPG離別鉤という作品の主人公は楊錚(左イラスト参照。これは香港の漫画に登場した楊錚と離別鉤)という蘇州の捕吏、つまり日本で言えば同心のような捕り方役人で、犯罪者の検挙率が高い腕利きにして賄賂などには見向きもしない謹厳実直な熱血漢です。が、楊錚は犯人を逮捕して拘束する術には長けていながらも武術・武功の心得がありません。いざ戦闘となった時は、死を恐れぬ捨て身の喧嘩殺法で相手をノックアウトして何度も死線を掻い潜ってきました。これは古龍作品の主人公にしてはかなり異色の成分でしょう。
彼には幼馴染の恋人がおり、その名は呂素文と言います。しかしながら貧しさの為に呂素文はある遊郭の娼婦となっていました。それに加えて、その遊郭とそこで営まれる売春業はお上に認められた「合法」なものであり、法の番人たる楊錚は「合法」なものは全て守らねばならない立場にあるというジレンマを抱えていたのです。それでも楊錚と呂素文の精神的な絆は決して途絶える事はありませんでした。
こうした背景を持つ主人公達がやがて本作の悪役と青龍会の巻き起こす巨大な事件・陰謀に巻き込まれ、楊錚の亡父と因縁のある剣の達人達が出現してその過去の因縁が甦り、楊錚はついに父の遺した武林でも最も恐るべき武器の一つとされる離別鉤を手にして…。といった展開で話が進んでいきます。
 
離別鉤とはどのような武器なのでしょうか。中国武術の武器で鉤というと、先の曲がった鳶口のような武器を指しますが、本作の離別鉤は形状的にはむしろ鎌に近いようです。ある刀鍛治が剣の完成直前で持病の発作を起こして形が歪んでしまい、剣でも刀でもない鉤状の異様な武器・離別鉤が生み出されました。それを注文した剣客・藍一塵は絶望してそれを物乞いの子供にやってしまうのですが、その子供はこの異様な鉤型武器を修練して、後に武林を震え上がらせる恐るべき武術を編み出す事になります。この子供の名は楊恨といい、離別鉤の使い手として恐れられるのですが、他ならぬ楊錚の父となる人物でもあったのです。
 
「私は鉤が武器の一種であり、十八般兵器の七番目に列するという事を知っているわ。離別鉤は?」
「離別鉤も武器の一種であり、また鉤でもある」
「それもどうせ鉤だというのに、なぜわざわざ離別鉤と呼ばなければならないの?」
「それは鉤だから、引っ掛けた物を何であれ離別させるからだ。その鉤が君の手を引っ掛ければ、その手は即座に腕と離別せねばならず、その鉤が君の脚部を引っ掛ければ、君の脚部は即座に足と離別せねばならない」
「もしその鉤が私の咽喉を引っ掛けたら、私はこの世と離別するのね?」
「そうだ」
「あなたはなぜそんな残酷な武器を使おうとするの?」
「俺は他人に強要されて愛する人と離別したくないからだ」
「私はあなたの意思が良く分かるわ」
「本当に良く分かるのか?」
「あなたが離別鉤を使うのは、ただ互いが引き離されたくないからなのね」
「そうだ」
 

石丸次郎終了のお知らせ

 と題しましたが、これまで書いて来た石丸関連の記事の続きは近いうちに完結させます。今回の記事はその番外編として御覧下さい。実は石丸次郎の終わってるぶりを最も良く象徴する、それでいて大変笑える記事を発見したのでそれを晒し者にするのが今回の記事の目的です。
石丸は日頃北朝鮮国民の困窮している姿を勝手に写真に撮っては日本のメディアで晒し者にしてメシを食っていますが、自分の困窮している辛い恥ずかしい姿を、それも外国のメディアに好き好んで見せびらかしたがる者など北朝鮮国民でなくても一人もいやしません。そういう無辜の一般人のプライバシーを侵害しまくって迷惑をかけるパパラッチ稼業で食っている以上、石丸本人の恥ずかしい有様も併せて晒し者にしなければ「報道の公平性・客観性」(笑)が保てないでしょう。
北朝鮮報道のスタンスは基本的に自由でなければなりません。北朝鮮の公式発表を鵜呑みにすると政治宣伝に利用されるかもしれません。誰かさんが2002年に言ったように(笑)。
以下に載せるのは極めて自由なスタンスから報道する、北朝鮮の公式発表を鵜呑みにするのでもなければ、政治宣伝に利用されている訳でもない、厳然たる「事実」の記録です。
 
先日、朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮)の国防委員長である金正日の後継者が三男の金正恩に事実上決まって内外に広くお披露目されたのは御存知の通りですが、それについて我らの愛すべき友人・石丸次郎はこの後継者問題に関して1年以上も前に自身の予測を東京新聞紙上(2009.04.20)で公にしていました。以下、その記事を転載します。ウェブ上では会員以外最初の一部分しか読めないので、当時上下2回に分けて発表された記事を書き写しておきます(強調部分は引用者による)。
 
 
こちら特報部
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2009042002000063.html
 
国内事情も悪化「経験、統治能力ない」
健康不安が顕著な北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記(67)。先の最高人民会議で、義弟の張成沢(チャンソンテク)氏(63)が事実上のナンバー2の国防委員に選出されたことで、後継者問題ががぜん、注目されている。ところが、多くの識者が息子への継承を予測する中、北朝鮮ウオッチャーの石丸次郎氏は「息子たちは無理」と大胆な見方で、異彩を放っている。石丸氏に聞いた。 (鈴木伸幸)
 
(上)
正当性でも3人に問題
三人の息子は誰も後継者になれないだろう」。北朝鮮内部情報誌「リムジンガン」(アジアプレス出版)の編集人、石丸氏は言い切った。「金日成(キムイルソン)氏から金正日氏に権限委譲されたのは冷戦時代。旧社会主義陣営を安定化させるために、権力世襲という無理をしても支えざるを得なかった。だが、今は国際環境が違う」
また、北朝鮮の内部事情も悪い。「人民を統治するための食糧配給制度は崩壊。軍にも十分な食料がない。国営企業は七割以上が立ち枯れ状態。その一方で、統制不能な市場経済が拡大中。こんなボロボロな国では、金総書記は息子に継承させたくないし、息子も継承したくない
さらには「そもそも三人の息子にはまだ十分な経験がなく、この国を統治する能力はない。今、ポストを与えられても、何もできない。金総書記はそれが分かっているはずだ」と付け加えた。
正当性でも息子には問題がある。長男、正男(ジョンナム)氏(37)の母、故成恵琳(ソンヘリム)氏は対立する韓国からの越北者。次男、正哲(ジョンチョル)氏(27)と三男、正雲(ジョンウン)氏の母、故高英姫(コヨンヒ)氏は大阪出身の在日朝鮮人二世といわれる。いずれも北朝鮮では警戒対象だ。
今回の張氏の国防委員選出にどんな意味があるのか。北朝鮮で地位を得るには、朝鮮労働党と軍のキャリアが必要だが、張氏には目立った業績はなく、今回の昇進には、金総書記の何らかの意思があるとされる。
張氏は金日成総合大卒で、同大在学中に金総書記のただ一人の実妹、金敬姫(ギョンヒ)氏と知り合い、結婚した。その張氏の昇進について、石丸氏は「利権をめぐる激しい権力闘争に勝ち残った実力が評価された」とみる。
北朝鮮では労働党や軍などがそれぞれ傘下に貿易会社などを持っている。張氏は金総書記を後ろ盾に、二年前からそうした会社経営者を『不正蓄財』『南朝(韓国)と不当な関係』などの言い掛かりを付けて粛清し、会社を統合整理。大きな利権を手にした
さらには、昨年八月に金総書記の健康不安が深刻化。「ベッド脇に立てる数少ない親族として、張氏は金総書記のお言葉を代行する役割を通じ、周りを固めたのでは」と分析する。
その一方、金総書記は健康不安もあり、今後に危機感を強めているという。北朝鮮では昨年末から今年にかけて「誰か分からないが三月に後継者が決まるらしい」とのうわさが広まり、その後「正雲氏に決まった」との情報が広範に流れた。
 
(下)
改革開放へ交渉を
「市民は『将軍様(金総書記)には息子がいるらしい』ぐらいしか知らない。それが、後継者の具体名まで流れたのは初めて」という。石丸氏は「金総書記の健康不安で政権内外に動揺が広がる中、あえてこうした偽情報を流して、とりわけ政権内部に『金体制に断絶はない。変なこと考えるな』とメッセージを送ったのではないか
そんな中の張氏の国防委員選出は「猜疑(さいぎ)心が強い金総書記だが『身内だし、しばらくはこれでしのげる』と判断した。張臨時代行のような形。今、決まっているのはそこまで」とみる。
十二日、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が金総書記の工場視察の記事を掲載し、工場の支配人らが「やせ細った将軍様の姿に涙を流した」と伝えた。世代交代へのムードづくりが狙いらしい。
ただ、石丸氏は「現時点では、息子の誰が『王位を継承するのか』の議論はあまり意味はない」として主張する。「北朝鮮が大きな曲がり角にあるのは事実。核やミサイルの実験をさせず、ポスト金体制を、改革開放と国際社会の協調に向かわせるにはどうしたらよいのか、国際社会は知恵を出し合わねばならない。そのための外交ビジョンを考えることが急務だ」
 
識者に根強い『息子委譲説』
義弟・張氏がカギ握る
識者の間に根強いのは「息子への権限委譲説」だ。「中国の支援で体制は細々と維持される。そうすれば、中国は北朝鮮を国際社会での交渉カードにも使える」とみるからだ。
関西大の李英和教授は正男氏が後継者とみる。「張氏は正男氏を子どものころからかわいがった。張氏の国防委員就任は、彼が後見人となって正男氏を後継者とするための前段階。年齢的にもキャリア的にも彼が最適で、中国も望んでいる」
「国防委員会は人数が八人に倍増されたが、新任者はいずれも張氏の同調者。“張代行体制”といってもよく、激やせした金総書記が、あえて姿を見せたのは『後継体制の準備ができたのでご安心を』というメッセージ」と分析する。
ただし、正男氏後継には問題がある。まずは「八年前に成田空港で拘束され、指紋などを採られたことが国際舞台で弱みになる」。また「本人の固辞」もありうる。その場合には「正男氏と張氏がタッグを組んで院政をしく。みこしは軽い方がいい。一番、名前が出てこない次男の正哲氏(27)を象徴君主とする」。
慶応大の磯崎敦仁講師は「三人の息子のいずれかが後継者となるだろうが、あくまで金総書記の意思次第。張氏主導による後継決定はない」と話す。「張氏の役割は、金総書記が指名する後継者の後見人」
息子の年齢については「近年、労働新聞に『人生にとって二十歳代大切だ』といった具合に『二十歳代』『三十歳代』という言葉がよく出てきた。三人の息子のいずれでもいいよう、地ならしが進んでいる」という。
国防委員会の人選については「思ったほど世代交代しなかった。金総書記以外の現職は八十歳代で実務は無理。新任者は秘密警察や軍若手の実務者ばかり。最終決定者は金総書記だが、一部の仕事を側近に任せる形にした」とみる。
北朝鮮指導部は金総書記の父、故金日成国家主席の生誕百年となる二〇一二年に「強盛大国の門を開く」とする。磯崎氏も李氏も「一二年に後継体制を明らかにするだろう」と予測した。
また、自衛隊で北朝鮮情報を分析していた宮田敦司氏は、労働新聞に国防委員の写真が掲載されたことに注目。「これまでは、閣僚クラスの写真も出てこなかった。国防委員全員の写真には、何らかの意味がある。集団指導体制への布石なのでは」と指摘した。
 
 
石丸次郎曰く「息子の後継はない」。
いくら何でもこれは凄すぎ。金正日の後継者は息子3人のうち誰になるかという見立ての違いはあれども、基本的に息子への世襲で決まりというのは誰が見ても明らかでした。そんなの別に北朝鮮研究の専門家でも何でもないカタギの素人でさえ明白に分かる規定路線でしょう。ところが、北朝鮮報道の第一人者を以って任じ、日本で自分以上に北朝鮮の事を知る者はいないかのように日頃から自画自賛して威張り散らしていた我らが親愛なる友人・石丸次郎は、そんな素人でも分かるような事柄を大ハズレさせたのです。この自爆っぷりは佐藤優の選挙予想にも匹敵する凄絶さがありますが、「本性は好戦的な反人権派にして戦争扇動者・民族差別主義者にも関わらず、舌先三寸で本来政治的スタンスが全く逆の左派・リベラル系にも大々的に食い込んで活動の場を獲得し、世の中に害悪を垂れ流す」という点で石丸と佐藤は双子のようにそっくりでした。しかし簡単な予想すら外して赤っ恥をかくという点までそっくりだったとは…。北朝鮮国内に大勢の情報提供者を抱えておきながら、誰の目にも明らかな後継者問題でとんでもないトンチンカンな予測をする辺り、石丸次郎もまた実は北朝鮮という国について本当は何も分かっていないのではないでしょうか。コメントを求められたら、北朝鮮への敵愾心に基づく妄想と願望とハッタリと、北朝鮮を自分が一番良く知っているという歪んだ自尊心で何でもかんでも断定して答えるという石丸次郎の本性がこれで良くお分かりいただけたと思います。
上記記事では石丸以外のコメンテーターもいい加減な事をしゃべってますが、それでも息子が後継者になるという基本線はちゃんと抑えているだけまだナンボかマシでしょう。石丸のコメントが一番大ハズレです。石丸の「僕が一番北朝鮮の事を知っているんだ」と言わんばかりの歪んだ思い込みにも困ったものですな。
 
大枚をはたいて北朝鮮内部の情報提供者を雇ってもこの程度ですか。いや、ひょっとしたらその「情報提供者」達とやらもかつての安明進(アン・ミョンジン 南に亡命した元工作員で、後にシャブで逮捕された挙げ句、自身の北朝鮮関連の証言にかなり嘘が入っている事を告白した)のような食わせ物で、金だけ貰っていい加減な情報と写真・映像ばかり石丸に届けている可能性もあるでしょう。それを鵜呑みにして馬鹿な事を言ってるとしたら、石丸次郎は相当に度し難いアホですし、あるいは情報のいい加減さを知っていてそのまま報道しているとしたら、それは単なる詐欺師です。いずれにせよロクなもんじゃありません。
 
石丸次郎の北朝鮮報道記事など絶対に鵜呑みにしてはなりません。こんな人間のコメントや記事を真に受けたら、間違いなく北朝鮮との外交ではとんでもない過ちを犯す事になります。「北朝鮮国民は困窮して不満が爆発寸前」「金正日は国民から見放されている」「拉致問題が解決しないのは何もかも北朝鮮だけが一方的に悪い」「南北朝鮮本国や在日の総連・民団が和解しようとしても全ては無駄で何にもならない」「北朝鮮こそが北東アジアの平和を乱す最大の元凶」「北朝鮮国民の反日感情など大した事ない。金正日に対する反感の方がはるかに強い」「金正日の後継者は息子達ではない」(笑)これらは今まで石丸次郎が10年以上も自身の記事や著書で書き、主張してきた事です。で、その結果は? 石丸の記事を読んでいると今にも北朝鮮で革命やクーデターが勃発して政権が転覆するかのような印象を受けますが、金正日政権は今なお健在どころか堂々と息子への権力委譲を世界中にお披露目するほど安定しているではありませんか。それどころか、同じ世襲権力者政党でも日本の自民党政権の方が先に崩壊しちゃいましたが。上記に列挙した石丸の言が正しければ、革命やクーデター以前に北朝鮮はとっくにアメリカによる武力行使で崩壊しているでしょう。でもそうはなりませんでしたし、アメリカもそのような事は出来ませんでした。北朝鮮最大の主敵であるアメリカでさえも、石丸次郎の妄想のようには北朝鮮という国を甘く見てはいないという事です。もしアメリカや韓国の外交官・諜報機関が石丸次郎並みの情報収集・分析能力しか持たず、「金正日政権は崩壊寸前」などと軽々しく考えて軽挙妄動したら今頃想像を絶する恐ろしい事態を招いた事だけは間違いありません。日本に住む我々など今頃こうして平穏(?)な生活が出来ていたかどうか。何よりも「北朝鮮だけが何もかも全て悪く、東アジアの平和を乱す最大の元凶」という屁理屈は歴史と現在の国際環境に全く符合せず、日本国内でしか通用しない妄言だという事です。アメリカや韓国のような国がそれでも石丸の妄想のような考え方に毒されきっていないのがまだ救いではありましょう。でも日本は…。
現在石丸次郎はアメリカに行っているようで、本人はツイッターで意気軒昂に北朝鮮の悪口を書き散らしていますが、その内容はほとんど「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の低レベルで無内容なものです。そんな人間でもアメリカでは確かに歓迎されるでしょうね。まともな知恵も知識も情報分析能力もないただのアホであろうとも、朝鮮半島問題ではアメリカの責任を一切不問にして免罪してきたアメリカ無謬論者なのですから。宗主国に絶対的な忠誠を誓う属国のイエロージャップ・ピエロであれば、それはさぞかし歓迎されるでしょうよ。利用価値がある限りはね…。
 
あ、でもひょっとして最近の石丸の記事内容が狂気じみて荒れてきた原因は、この後継者予想が外れたので不機嫌になったのが原因だったりして…。

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