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【予告編】やっぱり安世鴻は偽者だった!

詳しい記事は後で載せるが、例の従軍慰安婦写真展中止の件で有名な安世鴻について、これは非常に問題人物だという事がはっきりした。安のツイッターを見ていてとんでもない事を言っているのを見つけてしまったのである。今や安世鴻は従軍慰安婦問題のヒーローのように一部では思われているようだが、それは大変危険で問題だ。従軍慰安婦問題含めて日帝の犯罪行為を追及する立場の者にとって安世鴻とはまさにトロイの木馬・獅子身中の虫であり、最大級の警戒をすべきだという事は警告しておきたい。

今書いている最中だが、とりあえず安世鴻の問題について記事を近々発表するという事をこの場で先に予告しておく。この男の言動には皆様方も十分に注意して警戒していただきたい。従軍慰安婦問題の解決を願ってやった行動が、全く逆に解決を妨げる結果になりかねないという事だ。あたかも、日本の民族差別やレイシズムに反対しようとして「しばき隊」や「仲良くしようぜ運動」に加担してしまう喜劇のように…。



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【翻訳記事】アジアプレスの「北朝鮮社会を蝕む覚醒剤」報道の嘘・捏造・歪曲を撃つ! その1

アジアプレスが大々的に売り出している例の「北朝鮮社会を蝕む覚醒剤」報道について、その大嘘を暴く韓国の記事を御紹介したいと思います。前回の記事で問題のアジアプレス記事が何と1年前の韓国語記事を翻訳しただけのセコイ使いまわしだった事を暴露しましたが、ではその記事内容の真偽はどうなのでしょうか。それに最も良く答えてくれる記事を2本翻訳して御紹介したいと思います。
これからお届けする記事は韓国在住の脱北者が2011年初にオーマイニュースに発表したものでした。この2011年初旬という日付を覚えておいて下さい。当時の韓国では今の日本と同じで、朝鮮日報などの右派メディアが「北では麻薬が大流行している」と大々的に報道した時期だったのです。この「北朝鮮で麻薬が蔓延」報道には多くの脱北者が(金目当てで)協力していたのですが、中にはそうした風潮を嘆いて反論する脱北者もいました。それが今回の記事を書いた崔スンチョルという人です。筆者はこの人の北朝鮮政権に対する考えや対北政策の意見には賛成出来ない部分も少なくない(脱北してきた人間なので向こうを多少なりとも悪く言うのはやむを得ないのでしょうが)のですが、それでも「北朝鮮で麻薬が蔓延」報道の嘘を暴き、またそうした嘘が朝鮮半島の統一に悪影響を及ぼすという事、脱北者はそうした韓国の極右勢力に利用されるべきでないという主張には賛同出来ます。その点に関しては、金目当てで朝鮮民主主義人民共和国に対するデマを韓国や日本の極右勢力に売って回っている悪質な脱北者とは一線を画していると言えるでしょう。脱北者にしては珍しく、朝鮮半島情勢をある程度客観視出来る貴重な人なのだと思います。
まずは記事を実際に御覧下さい。これを読めば石丸次郎やアジアプレスがどれだけ無茶苦茶で矛盾だらけのデマを言ってるかがお分かりになる事でしょう。
なお強調部分は訳者によるものです。


北朝鮮住民達が麻薬漬けだって? 呆れた
【脱北者が語る1】事実と異なる「北朝鮮ニュース」がなぜ出るのか
2011.01.21 15:25 最終アップデート 2011.01.26 14:36 崔スンチョル


▲2009年11月18日午後ソウル世宗路の米大使館前で開かれた北朝鮮人権団体連合主催「アメリカのオバマ大統領歓迎及び北朝鮮の人権に積極行動を求める記者会見」で北朝鮮軍服装と顔を隠した脱北者達が北朝鮮の人権状況に対するパフォーマンスをしている。

最近北朝鮮関連ニュースが度々マスコミに登場している。大体は北朝鮮政権が不安定だという内容で、北朝鮮の内部崩壊が迫っているという根拠を提示するもの達だ。北朝鮮関連ニュースは大部分が「朝鮮日報」など保守陣営媒体達が報道する。

これらが北朝鮮から持って来る情報(消息)達は大概が脱北者の手を経る。デイリーNK、NK知識人連帯などは北朝鮮に通信員(北朝鮮住民情報提供者)を置き、彼らが提供する情報を中国を通じて韓国に持って来るのだが、大概は電話で情報をもらったり、最近ではインターネットを利用したりもする。

中国と隣接している北朝鮮国境地域では中国の通信信号が捉えられる。これを利用して北朝鮮住民と脱北者多数が情報を交流する。中国で電話やインターネット(無線)に加入して携帯電話やインターネット受信機器を北朝鮮に持ち込んで使用させるのだ。

北朝鮮情報どこまで信じるべきか

北朝鮮情報達は最初、保守陣営のデイリーNKと進歩陣営の「良き友たち」がほぼ独占していたが、今は多くの言論媒体達が自前の「ライン」を持って北朝鮮情報を収集する。すなわち競争者が多くなったのだ。競争者が増えてみると、今や「特ダネ」が必要になった。北朝鮮関連「一般的な情報」は差別性がなく注目を受けない為に、特ダネを通じて対北媒体としての絶対的優位と存在感を認められねばならないからだ。

特に特ダネ記事に没頭する余り、今や北朝鮮から入って来る情報は北朝鮮通信員の取材中心ではなく、企画取材をする傾向まで表れている。だが北朝鮮で活動する通信員達は民主主義社会でのマスコミの価値と役割に対する理解が全くなく、経済的代価によって情報を提供する。

情報を提供する北朝鮮通信員には一種のインセンティブ(北朝鮮の所得の現実を考慮すれば、これは莫大な経済的報酬だ)が提供される。代わりに北朝鮮通信員達は、北朝鮮当局の統制下で自身の命を担保に活動せねばならない。

こうして企画取材に没頭する余り、対北関連ニュースの歪曲はよりひどくなる傾向がある。主に保守陣営の言論媒体達は自分の口に合うように北朝鮮ニュースを報道するのだが、北朝鮮情報を十分に把握する事の出来ない大多数の市民達はそれをストレートに信じるしかない。

しかしこうした歪曲された北朝鮮関連ニュースが統一を思う国民情緒に否定的な影響を及ぼし、正しい北朝鮮情報に基づいて対北政策と統一政策を樹立せねばならない政府に悪い影響を与えるとしたら、これは明らかに深刻な問題だ。

北朝鮮関連ニュースが歪曲される事実を実例で見てみよう。

昨年(訳者注:2010年)12月24日にNK知識人連帯という脱北者団体が北朝鮮住民の麻薬吸入動画を報道した。この動画は「聯合ニュース」に提供され、ほぼ全ての媒体が動画の内容を報道した。また1月5日には保守媒体である「ニューデイリー」が「清津では10代と20代達も麻薬をたくさんやっている」式の記事を報道した。


▲NK知識人連帯が提供して2010年12月24日に「聯合ニュース」が報道した、北朝鮮住民達のヒロポン吸入動画。

北朝鮮の現実を知らない南の人達が見れば「あんなに北の人々は麻薬を一般的にやるのか」となるが、北朝鮮で暮らして来た脱北者である私の目からすれば誇張された内容だ。

私もあの動画を見た。動画を撮影した場所は北朝鮮地域に見える。だが問題は麻薬の価格だ。動画では麻薬1グラムが北朝鮮の金で5万ウォンくらいすると出ている。だがこれは常識的に考えて、金のない北朝鮮の人々が買うのは困難な価格だ。

今北朝鮮で「ドル」のように通用するトウモロコシ(北朝鮮では市場でほぼ全ての物価がこのトウモロコシ価格によって決定される)価格は地域毎に若干の差異があるものの、1キロあたり大概500ウォン-700ウォン程度だ。結局、麻薬1グラム買おうとしたらトウモロコシ100キロ程度の金が必要だ。


北朝鮮住民多数が麻薬中毒者?

ほぼ大多数の北朝鮮住民達は一日一日を稼いで食うのにも忙しいのにトウモロコシ100キロに相当する麻薬を、それもまるで全国民が吸入するという風に語るが、これは北朝鮮の現実を知る人間にとってはいささか荒唐無稽な話に過ぎない。

もちろん北朝鮮でも麻薬をやる人間がいない訳ではない。私が北朝鮮を離れる時にも麻薬をやる人間がいたが、そうした者達は大部分が食っていく心配のない富裕層の一部ごく少数の人間達だった。一般人は麻薬を見る事も難しく、また麻薬が手に入ったとしても金に換えて米を買って食おうと考える。

韓国の焼酎のような酒一瓶すら買って飲むのも難しい北朝鮮住民が食料100キロに該当する価格の麻薬を、それも一般人の多くがやるだと? これは嘘だ。数日前、北朝鮮にいる兄弟達と通話をする同僚脱北者達にこの内容について確認してみたのだが、関連するような事実を全く知らないという。 「麻薬をやる? そんな人がいるの?」と反問する北朝鮮住民もいたという。

南の人は北の食糧事情に対する情報が不足して理解し難いだろうが、韓国式にくだいて表現すると、月20-30万ウォンの家賃も払えない人間が一回の利用に500-1000万ウォン出さねばならない飲み屋に通うと考えれば良い。

北朝鮮では食料1キロもなくて飢え死ぬ人間が大半だ。それなのに一般人達が食料100キロ買える金で麻薬を購入するというのは常識に合わないだけではなく、北朝鮮住民の所得水準を勘定してみても合わない悪意的な話に過ぎない。


▲北朝鮮最大の慶祝日である金日成主席の誕生日「太陽節」を迎えて、脱北者団体である自由北朝鮮運動連合会員達が2009年4月15日午前、京畿道坡州市臨津閣で対北ビラと北朝鮮貨幣を入れた大型風船を北に飛ばしている。

さらにもどかしいのは、こうした荒唐無稽で歪曲された北朝鮮関連報道達を、我々脱北者達が作り出したという事実だ。脱北者達の大部分は北に対する敵愾心の為に保守性向の思考をしており、保守陣営の団体や組織達と一緒に行動する。

私は進歩性向の思想や考え方をしているが、多数の脱北者達が参加する北朝鮮人権運動や民主化運動自体に反対しない。むしろ今よりもより広範囲で効率的にしてくれる事を望む。北朝鮮政権は明らかに反人倫的で腐敗している。これは事実だ。

だが事実と異なる話をしてまでも北朝鮮をこき下ろす必要はない。もちろん「北朝鮮にも麻薬をやる人間が少しでもいるのだから、嘘は言ってないじゃないか」と反駁する人間もいるだろう。だがこれは、南で別荘を持って暮らしている極少数の事例を録画してから北で放映し「南の住民はみんな別荘を持って暮らしている」と言うのに等しい。

マスコミの命は事実性と正確性だ。事実と異なる歪曲された報道を出すマスコミは、マスコミとしての価値がない。北朝鮮情報を提供する脱北者団体は覚醒せねばならない。我々の軽率な行動が民族の念願である統一を妨害し、統一後の北朝鮮住民をより辛くするのであれば、今のような「北朝鮮民主化運動」はすぐに引き払わねばならない。今回の記事のように、穏健な北朝鮮の人間全てを麻薬中毒者に仕立て上げてしまう行為は、我が故郷北朝鮮の兄弟達に対して罪を犯す事だ。


「保守」脱北者団体、北朝鮮住民を麻薬中毒者に仕立て上げてうれしいのか

天安艦事件、延坪島事態のせいで今や南の北に対する情緒と感情は良くない。こうした状況で統一に反対する者達が事実と異なる「麻薬動画」を見れば「北朝鮮住民は今や麻薬漬けで暮らしており、あんなのを我々が全部面倒みなきゃならないのに、どうして統一するんだ!」という反応まで見られるだろう。

我々脱北者達が統一運動や北朝鮮民主化運動、北朝鮮人権運動をなぜするのか。北朝鮮住民の為にするのではないのか。それなのに北朝鮮住民をにわかに全て麻薬中毒者に仕立て上げてしまったこのような行為が、果たして北朝鮮住民の為のものなのか?

我々脱北者団体もこれからは北朝鮮関連情報を外部に提供する時にもう少し細心にならねばならない。すなわち正確な事実に基づいて世論を作るのが重要だ。それが南の社会に正しい統一意識を持たせる事であり、北で命を懸けて情報を提供してくれる通信員に対する礼儀だ。

北朝鮮情報がこのように歪曲されたままマスコミに公開されるのは、情報の事実如何を南で検証する事が出来ないからだ。北が元より閉鎖された国家であるからと北朝鮮関連報道を確認する術がなく、歪曲された報道を垂れ流す報道機関も責任を取る所がない。これからはこうした歪曲された北朝鮮関連報道達が乱発されないように制御する仕組みも、今や必要だと思う。

李明博政権の対北・統一政策達が、「金正日死亡説」のようなハプニングを作り出す歪曲された対北情報に基づいた政策でない事を願う。

訳:ZED
韓国語原文記事はこちら。
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/view/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0001508743

崔スンチョル氏の書いた北朝鮮の麻薬報道に関する記事はもう一つあります。そちらは同時に「北朝鮮では軍人が飢えている」という件(これもやはり石丸次郎が最近しきりに言いふらしている)の嘘についても暴かれていました。それは次回、訳者解説と併せてお送りします。

アジアプレスの「北朝鮮社会を蝕む覚醒剤」報道は何と1年前のリサイクル記事

「貧すれば鈍す」という言葉は確かに人間社会において鋭い真実を言い当てた言葉だと思う。この場合の「貧している者」とは他ならぬアジアプレスと石丸次郎の事だ。石丸が自身のツイッターでしきりに宣伝している例の「北朝鮮社会を蝕む覚醒剤」という記事について、内容の真偽以前の問題として突っ込んでおきたい事があるので記しておく。
石丸とアジアプレスはこの記事を「新連載」と称して、あたかも現地でたった今取材したばかりの速報であるかのように言っている。

https://twitter.com/ishimarujiro/status/375450490890231808
大変深刻な北朝鮮社会の覚せい剤汚染。 新連載です。「北朝鮮社会を蝕む覚醒剤=「オルム」の流行」 1 - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130905-00010001-asiapk-kr
2013年9月4日 - 19:49

https://twitter.com/ishimarujiro/status/375895288851886080
もう、それは驚くほどの定着振りです。北朝鮮の覚せい剤。怖いのは、罪の意識が薄いことと、中毒性がないという説が流布していること。私の北内部の協力者も手を染めたので、なくなく切ることになりました。詳しい事情は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130906-00010000-asiapk-kr
2013年9月6日 - 1:16

なるほど。北朝鮮という国にはそんなに麻薬が横行するとんでもない状態なのですか。その深刻な内情をアジアプレスと石丸は例によって「内部協力者」にレポートさせ、それを大々的に「新連載」させたと。アジアプレスと石丸はそのように主張したい訳ですね。しかも以下のようにその記事を期間限定で無料配信するという事は、それだけこの記事を自社サイトの有料会員募集の為の目玉記事とみなしているという事でしょう。

https://twitter.com/API_official/status/379210090693160960
#北朝鮮 社会を蝕む覚醒剤、「オルム」とは? 連載4回目を公開。 詳細はYahooニュースで、9月30日まで無料。http://p.tl/GfQE
2013年9月15日 - 4:48

いやあ、さすがはアジアプレス。日本社会に知られざる「北朝鮮社会の真相」を知らしめ、これぞジャーナリズムの真骨頂というものを我々の前で体現してくれているのでしょう! 素晴らしいジャーナリスト魂にして気概ではありませんか!

…ホメ殺しはこれくらいにしておいて本題に入ろう。
ここで問題にしておきたいのは、石丸らはこの「北朝鮮社会を蝕む覚醒剤」記事とやらを「新連載」の目玉記事として宣伝しまくり、あたかも「たった今取材してきたばかりの最新情報」と受け取られかねないような言い方をしているが、それは本当なのか?という事だ。結論から言うとこれはかなり問題のあるやり方で、もしこれが食品などであれば「偽装・不当表示」と言われても仕方がないだろう。以下の記事を御覧いただきたい。

http://www.asiapress.org/apn/archives/2012/10/19122925.php
<림진강>생활에 뿌리박은 각성제, '얼음' 上
訳:「リムジンガン」生活に根を下ろした覚醒剤「オルム」上(韓国語記事)
2012年10月19日 12:29

これはアジアプレスのホームページで無料公開されている韓国語の記事だ。アジアプレスの北朝鮮関連記事は日本語と韓国語の両方で配信されており、理由は不明だがなぜか韓国語版は無料で日本語版は有料会員にならないと読めないようになっている。最近財政ピンチ(?)で振り込め詐欺まがいのカンパを集めている某NK(笑)と同じ手口だ。で、上記記事は御覧の通り2012年10月19日、つまり約1年前に発表されたものである。題名には「上」とあるが「下」の回が発表された形跡はなく、アジアプレスホームページのどこにも見当たらなかった。つまり1年ほど前に書きかけのまま放置されて忘れられた記事なのだろう。が、しかし…。
筆者がこれを読んで呆れたのは、記事の内容が例の「新連載記事」である「北朝鮮社会を蝕む覚醒剤=「オルム」の流行」と全く同じだったという事だ。つまりアジアプレスと石丸が「新連載」として必死に宣伝しまくっている記事は、何と1年も前に自社サイトで発表した古い記事を翻訳しただけの使い回しリサイクルだったのである。しかも書きかけのまま中断された半端記事を! いや、別に連載・執筆が中断した記事を後になって再開するというのは、別におかしくないし、よくある話だ。でもその場合は「過去に韓国語で発表した続き、連載再開記事です」と断らなければならないだろう。それが出版や報道を生業とするものの常識ではないのか。ところがアジアプレスと石丸はそんな事を一言も言わず、あたかも初出と誤解を受けるような「新連載」としか言わない。1年も前に中断されて忘れられた記事を! これを見た何も知らない読者が「取材してきたばかりの最新記事」と誤解する恐れは十分にあるだろう。まさに「賞味期限偽装・不当表示」としか言いようがない姑息でセコイ手口であり、これが食品メーカーだったら今頃会社が潰れている。それだけの事をアジアプレスは仕出かしたのである。

過去に別の言語で発表した自社記事をこっそり訳して、何の説明もなしにあたかも取材したばかりの「新連載」のように発表するとか、普通の新聞社や出版社がやったら担当の記者や編集者は飛ばされるんじゃないの? へえ、アジアプレスってそういう事が許されてる会社なんだ。たぶん韓国語で発表された記事だから、日本ではバレないとでも思ったのだろう。実に人を馬鹿にした話ではないか。こんな記事を有料会員になって読む事ほど馬鹿げた話はない。上記韓国語の奴を機械翻訳で読めば十分だ。もし気になる方はそれで内容を確認するのが良いだろう。その程度の内容であり、いつも通りの「アジアプレスクオリティ」な支離滅裂捏造報道である。

捏造報道ではまだ飽き足らず、さらにこんな「賞味期限偽装・不当表示」を平然とやってのける詐欺師の登壇する「ジャーナリズムフェスタ」って何? 

https://twitter.com/ishimarujiro/status/378534316617125888
ジャーナリズムフェスタのための大規模な学生及び現役記者意識調査します。その費用カンパをクラウドファンデイングで募っています。ただいまからスタート!是非ご協力ください。https://motion-gallery.net/projects/iAsia-after10
2013年9月13日 - 8:03

https://twitter.com/ishimarujiro/status/379240573363712000
ジャーナリズムフェスタへのカンパを是非よろしくお願いします10年後メディア・報道は生き残れるか?現役記者&学生への直撃調査 -MotionGallery(モーションギャラリー)- クラウドファンディング https://motion-gallery.net/  @motiongallery
2013年9月15日 - 6:49

あんだけひどい詐欺みたいな事をやっておいてカンパ寄越せって、アジアプレスはどんだけ金の亡者なのか。そんなに金が要るなら自腹切れと言いたい。北朝鮮の捏造報道で儲けた金を吐き出せと言っているのだ。自腹を切るのを徹底して嫌がってこういう「振り込め詐欺まがい商法」に頼る辺り、某NKといいアジアプレスといい、こいつらグルなだけあって体質も恐ろしいほど酷似している。ちなみに上記ラウドファンディングの頁を見てみると、9月16日昼現在カンパ額はゼロだった(笑)。あんな見え透いた詐欺に引っ掛かる人がいない(少なくとも現時点では)のは不幸中の幸いであろう。

https://twitter.com/ishimarujiro/status/377061945393680384
世界に向けてウソをついた、と言われてもしかたがない。もう一回五輪プレゼンやり直して、「残念ながらブロックできていません」と言うたらどうか。<東電>汚染水、首相の「完全にブロック」発言を事実上否定(毎日新聞) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130909-00000101-mai-soci
2013年9月9日 - 6:32

「世界に向けてウソをついた」のはアジアプレスと石丸次郎本人ではないか。「北朝鮮は飢饉で人肉食ってる」とか勝手な事を言いふらしておいて、国連の機関からあっさり嘘だと見破られた奴が、どの口で安倍の事を批判出来るのか。もう一回取材やり直して「残念ながら本当の事を報じていません」と謝罪したらどうか。この男の言う事はことごとくブーメランなのに、本人が気付いてないのが滑稽である。

https://twitter.com/ishimarujiro/status/377971864217194496
権力者に都合の悪い情報が世に晒されることを怖れ、それを暴いた者を罰したいという発想においては、オバマも安倍晋三も金正恩も一緒なのであります。
2013年9月11日 - 18:48

これも全部石丸自身の事だろう。自分に「都合の悪い情報が世に晒されることを怖れ、それを暴いた者を罰し」たがったのはどこの誰様だったのか。筆者に反論一つせずいきなり「告訴するぞ」と脅してきた奴がよくもこんな事を言えるものだ。


いずれにせよ、アジアプレスの「北朝鮮社会を蝕む覚醒剤」報道は約1年前に中断した半端記事を引っ張り出して、あたかも「新製品」のごとく「賞味期限偽装・不当表示」したに過ぎない事が明らかになった。これは記事内容の真偽以前に、報道を生業とする者の常識とモラルの問題だ。アジアプレスはあまりに常識とモラルがなさすぎで、報道機関としての資格はない。石丸次郎も野中章弘も即座に廃業すべきである。こんな連中に自分とこの雑誌で朝鮮半島関連の記事を書かせる週刊金曜日も本当に救い難い。

それでも「記事の内容が正しければ良いじゃないか」と反論される方がおられるかもしれない。それもまあ一理あるだろう。だが、アジアプレスの言う「北朝鮮で麻薬が蔓延」というのは本当に正しいのか? だってアジアプレスのやる事だぜ? 
それについてはまた次回の記事で詳しく述べたい。アジアプレスと石丸にとっては致命的な「北朝鮮社会の現実」というものがある…。

河信基はもう朝鮮半島研究家としては完全に終わってる

これまでも何度か指摘したが、河信基という人はもう引退した方が良い。3.4年くらい前までは結構まともな事を言ってたのだが、最近のこの人の発言には見るべき所が何もなくなった。口を開けば「金正恩は(開城工団再開・核廃棄など)決断しろ」と北に対して無茶な事を要求するばかりで、南に対しては「朴槿恵は(原発推進・公安弾圧中止・対北敵視政策など)決断しろ」とは絶対に言わない。この男はかつて朝鮮半島の諸問題解決について「同時行動」を主張していたのだが、今はそんな主張は欠片もなくなって、北に対してだけ一方的な譲歩と行動ばかり要求する。かつての辺真一がそうであったように、当初はまともな事を言ってても、その後日本のメディアに出続けて儲ける為には北朝鮮や総連や同胞社会の悪口を言って日本の社会体制に媚びざるを得なくなるもの。河もその落とし穴にはまってしまったのかもしれないが、それにしても無残で醜悪な成れの果てと思う。
河の妄言は朝鮮半島関連だけではなく、その他国際情勢に関するピンボケぶりも甚だしい。特にひどかったのが以下の記事だろう。
シリア情勢と北朝鮮核問題(下)

「大量破壊兵器問題解決のモデルケースとなりうるものであり、特に、北朝鮮の核問題にも大きなインパクトを与えずには置かないであろう」

「北朝鮮はアメリカの脅威を核開発・保有の名分にしてきたが、アサド大統領のように中国、ロシアなどの保障を得ればその必要はなくなる。
北朝鮮は核を放棄すると丸裸になり、米国に攻撃されると主張するが、中国、ロシアが保障する限り、その恐怖感も除去できる」

それで大量破壊兵器を放棄して、数年後に侵略されたのがリビアではなかったのか。シリアの「化学兵器国際管理」も実施するには数年の調査期間を要すると言われており、その間に何が起こるか分かったものではないだろう。特にシリア内戦の場合は西側に援助された反政府勢力が暴れ回って住民の虐殺を繰り返したのが最大の原因であり、それを止めさせなければ何の解決にもならない。シリア政府も苦しい状況だからやむを得ずそのような提案に乗ったのだろうが、あまり根本的な解決にはならないのではないか。
シリア問題の一番の解決策は西側帝国主義諸国が反政府勢力への援助を一切止めてシリアから手を引く事なのに、河信基はその事については何も言わない。この人はシリア問題の何たるかをそもそも分かっていないのではないか。いや、多分分かっていて言ってるのだろう。
最近の河が言っているような事を朝鮮では古来「事大主義」と言ってきた。事大とはすなわち弱者が強者のいいなりになる事で、今の河は口を開けば「北朝鮮は韓国なしに経済再建は成り立たない」「北朝鮮は核放棄してアメリカや韓国の経済援助を受けろ」「シリアは化学兵器を放棄して中国とロシアの保障を得ろ」と言うが、要するに朝鮮やシリアのような「小国」は韓米中露のような「大国」の下に入ってりゃいいという、恐ろしく大国や覇権国家の側に立った上から目線そのものである。昔の李氏朝鮮にはいつも清(中国)の顔色ばかり伺う官僚が少なくなかったし、日帝植民地時代には日本の言いなりになって同胞を痛めつけた親日派がいた。今でも韓国はアメリカの顔色ばかり気にする事大主義の亜流帝国主義国家だ。河信基は今や完全にこうした卑屈な事大主義者(早い話スネ夫という事です)と言うか帝国主義の走狗に成り果てた訳で、小国の民衆がそうした大国の軍事的脅威にどれだけ怯えて暮らしているかを考えようともしない。
大体この男の朴槿恵に対する評価は甘いどころか、犯罪的な美化作業とすら言える。河信基は普段原発に反対するような事を言っているが、じゃあ先日朴槿恵がベトナムに言って来た件はどうなんだよと言いたい。朴槿恵が今回ベトナムに行った最大の目的は原発のセールスではなかったか。脱原発のような事を言っておいて、大好きな朴槿恵が原発を外国に売っても何も文句を言わないのだからインチキそのものだ。朴槿恵がベトナム戦争の時の事を一切謝罪しなかった事も、河は完全にスルーしている。
「金正恩第1書記は自ら核廃棄に乗り出せば、望むだけの経済協力を得ることが出来よう」
そんな保障はどこにもない。逆にリビアのようになる可能性の方がはるかに高いだろう。李朝末期(大韓帝国)に軍事権と外交権を日本に引き渡した乙巳勒約(을사륵약 乙巳条約)とそれを結んだ乙巳五賊(李完用 리완용李根澤 리근택李址鎔 리지용朴齊純 박제순権重顕 권중현)と全く同じ発想である。アメリカやフランス・韓国といった帝国主義国家の軍事的脅威に現実に晒されている国々(シリア・朝鮮)に、ましてや自分の国にまでこうも簡単に武装解除して国家主権を捨てろと平然と要求出来る感覚が信じられない。乙巳五賊ら当時の親日派どもも同じような事を言ったのだ。「軍備と外交を日本に引き渡せば、望むだけの経済協力を得て朝鮮は近代化することが出来よう」と。前々から河信基は親日派である朴正煕の事をやたらとヨイショする欠点があったが、ミイラ取りがミイラになるの例え通り、今や本人もこうした親日派・事大主義に染まってしまったという事だろう。このリョンガムジェンイ(령감쟁이 朝鮮語でオッサンとか老いぼれの意)はシリアのような第三世界諸国はもちろん日本の在日同胞社会にとっても有害なだけで、益になる所は全くない。一日も早く消えるべきだろう。もはや河信基は、日帝の被害者である在日としての資格を完全に喪失した。
これからは朴斗鎮・金賛汀・辺真一・高英起に河信基を加えた5人を「総連からの転向者五賊」と呼ぶ事にしたい。

今回の件、外交戦の観点で言えば北の完勝

来る12日に平壌で開催される重量挙げの国際大会で韓国選手団の参加が決まり、しかも南の「愛国歌」演奏と太極旗掲揚を認めたという。これは朝鮮戦争以来初めての事だ。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2013/09/06/0300000000AJP20130906002400882.HTML
北朝鮮 平壌で韓国の国旗掲揚と国歌演奏を初容認 2013/09/06 14:58
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で初めて韓国の国旗掲揚と国歌演奏が行われる見通しだ。

 韓国統一部は6日、北朝鮮の平壌で今月中旬に開催される重量挙げの国際大会に出場する韓国選手団の訪朝を承認した。韓国選手が北朝鮮で試合を行うのは2003年以来10年ぶり。

 大韓重量挙げ連盟所属クラブの7チームの選手と役員、連盟関係者41人は10日に平壌入りし、18日に韓国へ戻る予定。北朝鮮は今大会で太極旗(韓国国旗)掲揚と愛国歌(韓国国歌)演奏を認めたという。

 統一部は同大会がアジアウエイトリフティング連盟(AWF)が主催する国際大会である上、北朝鮮が別途に韓国選手団の身辺安全を保障したことなどを踏まえ、訪朝を承認した。大会は12日~17日まで行われる。

韓国や日本の極右・反北朝鮮勢力(例えばアジアプレス・石丸次郎など)の目からすれば「経済危機の北朝鮮が白旗を掲げて、韓国の国旗と国歌を認めた」というように映るかもしれない。だが現実は全く逆で、今の情勢ではこれによってむしろ朝鮮民主主義人民共和国の「ポイント」は高まるだろう。
この記事を書いている段階ではまだ日本マスコミの扱いは小さいが、南北朝鮮の外交戦という観点から見た場合の意味は小さくない。すでに述べたように南では統合進歩党の「極左議員」が北を信奉して内覧陰謀を企てた、それを国会で逮捕同意案まで可決した、という、30年以上前の軍事独裁政権時代にタイムスリップしたかのような状況なのだ。南は「自由と民主主義の大韓民国」を標榜しながらも、北に少しでも肩入れするような奴は絶対に許さず、与野党、保守・進歩メディア、官民一体になって集団リンチという、実態は旧態依然の反共ファシズム体制そのままである事を世界中に曝け出した。ニューヨークタイムズにまでも取り上げられるほどである。それに対して北は、南の「国歌」「国旗」を許容するという。これを今の時点で第3国の目から見たらどう映るだろう。「何だ。北は南の国旗・国歌まで容認したのに、南の方は相手の事を一切認めようとしない狭量でひどいファシズムじゃないのか」という事になるではないか。

韓国政界では与党セヌリ党はもちろん、それに馴れ合う野党の民主党や正義党も「国家保安法&米軍駐留体制」を容認してナアナアで済まそうとしている(日本の野党の大部分が明文・解釈問わず改憲になびいているのとほぼ同じ)中、それにしつこく反対する統合進歩党(旧・民主労働党)は少数政党ながらも一番煙たがられていた。それで今回の「内乱陰謀嫌疑」でやられる事になった訳である。
今回の「李石基・統合進歩党事件」、朴槿恵にしてみればウザい「アカ・従北派」を親父の手法に倣って一掃したつもりだろうが、今は60年代・70年代ではない。国際ニュースにこの話が載れば笑い者になるだけだ。何よりも憎き北がそれを利用しないはずがない。北が今度の重量挙げ大会で南の愛国歌と太極旗を認めたのは、明らかに南の「アカ・従北狩り」風潮を意識してのものだろう。朴槿恵政権は国内政治にかまけて、国際外交では墓穴を掘ったのだ。実際今の韓国では極右団体が北の共和国旗を焼くようなデモを連日繰り返しており、これを並べて見れば外国の反応は決定的だろう。「朝鮮民主主義人民共和国では南の国旗を尊重しているのに、大韓民国では北の国旗を焼き討ちしている」と。恥をかいたのは南なのだ。

一方、北が南の「国旗・国歌」を許容したのはもう一つ別の理由がある。それは北がかつての経済難や飢饉を脱し、核や長距離ミサイルの開発をかなり成功させたことで相当な自信をつけた事による精神的余裕だろう。最近、中国朝鮮族や在米韓国人らの訪朝旅行記などを読むと、そうした意識の高揚が官民問わず高まっているらしい。「核武装したおかげで、もうアメリカの侵略に怯えなくていいんだ。これからは生活向上と経済開発に専念出来る」と、朝鮮の民衆達は異口同音に言うという。2006年に朝鮮では徴兵制を撤廃して兵役を志願制に切り替えたが、これはそうした延長線上にあるだろう。80年代には大規模な韓米合同軍事訓練が起こる度に、国民を総動員して厳戒態勢に入っては工場や農村の生産活動停止を強いられ、それが90年代の飢饉・経済危機の遠因になった。それはもう過去の話であり、朝鮮の民衆の多くが携帯電話やパソコンを使うに至り、「中国製品は信用出来ない。やっぱり国産品だ」と平壌市民が語るのが2013年8月現在の朝鮮民主主義人民共和国の現状なのだという。だがそれらの詳しい話はまたこの次に…。

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