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収容所列島? 不沈空母? いえいえ…

収容所列島? 不沈空母? いえいえ…今の日本は「特攻機列島」ですがな! 国全体が一つの巨大な特攻機というか迷惑施設と化してるのが今の日本でしょ。客観的に見れば誰だってそう思うよ。他のアジアの国々にとっては迷惑もいいとこだ。

京郷新聞の一コマ漫画より。作者は金庸珉。元記事は以下参照。

http://news.khan.co.kr/kh_cartoon/khan_index.html?artid=201402052103252&code=361101

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プレシアン本当に終わってんな

「保守派に媚びへつらって哀願する進歩派」と言うと今の都知事選だが、韓国でも同じ現象が着々と進行中だ。先日、向こうの平和ネットワークや緑の党といった韓国の進歩派団体や環境団体が相次いで細川・小泉組を大絶賛していた件を取り上げたが、それらの記事を載せたプレシアンも自分とこのフェイスブックでとんでもない事を言っている。

https://www.facebook.com/permalink.php?id=135486753200756&story_fbid=585780121504748

대한민국 원로들에게, 진정한 보수들에게 바랍니다.

미래 세대를 위한 '탈핵'에 고이즈미 전 총리, 76세의 나이에 도쿄도지사에 출마한 호소카와 전 총리와 같은 모습을 보여달라고요!

하승수 녹색당 공동운영위원장
"어쨌든 일본의 도쿄도지사 선거는 일본의 탈핵을 좌우하는 분수령이 될 모양입니다. 현재까지 선거의 판세는 찬핵 쪽에 서 있는 마스조에 후보의 우세입니다. 여론조사 결과에서 호소카와 전 총리를 크게 앞서고 있는 상황입니다."

上記文面を以下に訳す。

大韓民国元老達に、真正な保守達に望みます。

未来世代の為の「脱原子力」に小泉元総理、76歳の歳で東京都知事に出馬した細川元総理と同じ姿を見せて下さい!

河昇秀 緑の党共同運営委員長
「いずれにせよ日本の東京都知事選挙は日本の脱原子力を左右する分水嶺になる模様です。現在まで選挙の趨勢は原子力賛成側に立っている舛添候補の優勢です。世論調査の結果で細川元総理を大きく先行している状況です」


だってさ。日本の細川支持者(信者?)達と同じような事を言っている。これを最初見た時は鎌田慧かと思った。ところがさにあらず、これは韓国の4大進歩派メディアの一つプレシアンの公式フェイスブックなのだ! つまりこれがプレシアンの事実上公式見解って事である。本当に終わってんな…。何しろ「真正な保守達に望みます」だぜ? よくこんな恥ずかしい事が言えるな。これが韓国の進歩派、すなわち民主勢力の成れの果てなのだから、落ちる所まで落ちたと思う。この人達は、今がもし李承晩や朴正熙の時代だったらどうするんだろう。「真正な保守達に望みます。未来世代の為に民主化して下さい」とか哀願するのだろうか? 
それ以前に「真正な保守」って何? 日本で「真正保守」つったら、それこそこういうのを指す訳で、プレシアン含む韓国の進歩派が連日のように猛攻撃している靖国総理大臣が代表格だ。もちろん小泉だってその範疇に入る。これは日本での意味だが、では韓国で「真正保守」つったらどんな連中になるのか? 実はほとんど同じで、韓国で「保守」なんて、それこそ親日派の末裔で骨の髄まで反共反北・親米親日・原発ラブの集団である。それを「打倒」するんじゃなくて「哀願」するとか、どんだけこいつら腐り切ってるんだろう。日本の一番悪い腐敗菌を必死になって韓国に広めようとしている、こういう堕落した「進歩派(真正進歩?)」もまた、朴槿恵らニューライト(つまり韓国の「真正保守」)に劣らぬ悪逆の輩ではないか。実際にこの韓国緑の党の共同代表・河昇秀弁護士は「原発は保守-進歩の問題じゃない」と、日本にいる我々にも非常に嫌な馴染みのあるセリフを事ある毎に言いまくっている。こいつらがどれだけ日本の悪い所ばかり学んできたか、非常によく分かるではないか。この河昇秀という弁護士の名前を日本にいる人達もよく覚えておいた方が良い。韓国の反原発運動でロクでもない事をしている代表選手、言うなれば「韓国の柳田真(たんぽぽ舎代表)」として注意しておく事だ。アジアと連帯した反原発を、本当に真面目に考えているならば、である。
あるいは上記プレシアンの主張は、今後セヌリ党やニューライトは民衆を欺く小泉の詐欺的手法を大いに学べ、と勧めているようにも解釈出来る。今後韓国の各選挙で「小泉劇場」じみた事が頻発する事になるのだろうか。考えただけでも寒気がする。

今の韓国社会では保守(右)も進歩(左)も堕落の極みにあり、互いに日本と悪しき連帯(癒着)を進めたり、日本の悪い部分ばかり学ぶという点で競い合っている。保守も進歩も日本の腐敗菌を自国に持ち込んでは、それをせっせと撒き散らす競争をしている訳で、これほどの喜劇はないだろう。そうした現状を認識している覚めた人間はほとんどいないようだが。
今の韓国(に限らず他のアジアの国々もそうだが)に重要なのは「反日」だけではない。そこに日本との決別「棄日」も加えねばならないと考える。日本との「和解」だとか「克日」だとか、そんなのはペテン師の戯言に過ぎず、決して騙されてはいけない。日本を悪しき例・反面教師として見る視点が今ほど大事な時代はないだろう。

プレシアンはもう潰れた方が良い。と言うか、少し前に経営危機になった際に店仕舞いすべきだったのだ。法人形態を協同組合に転換して生き残り、かえって韓国社会に害毒を広めている。その害悪度はもはや朝中東ともいい勝負だろう。こないだ(張成沢事件の直後)なんて、「金正恩打倒」を叫ぶ恐ろしく幼稚な内容の記事をデカデカと載せた事もあったし…。

都知事選見てて韓国のある文学者2人を思い出した

これまでの主張とは180度うって変わって、都知事選で細川・小泉組を支持すると言い出した広瀬隆だの鎌田慧だのを見てて不意に思い出したのだが、こいつらと同じような堕落ぶりを見せた連中が韓国にもほんの少し前にいたのだった。小説家の黄晳暎と詩人の金芝河の事である。

黄晳暎はかつて民主化運動や平和統一運動で活躍し、それにまつわる多くの良い作品も残した。光州民主化運動の記録とかもね。が、功成り名遂げた黄はその後、村上春樹か池田大作かというほどのノーベル賞亡者になり、2009年5月にはなんと当時の大統領である李明博を「中道実用政府」と大絶賛して褒め称え、政権に協力するという信じられない事を言い始める。いくらノーベル賞獲りのバックアップが欲しいからってこれはねえだろうと、権力の腰巾着に成り下がった黄晳暎に対する批判が湧き上がった。結果、黄は1ヶ月もしないうちに李明博支持を撤回するという「再転向」を表明して恥の上塗りを重ねる事になる。それから3年後の2012年大統領選挙ではまたしても権力欲を丸出しにし、今度はさすがに野党候補を支持表明したものの、文在寅と安哲秀の候補単一化を声高に叫び出した。この候補単一化をしても結局朴槿恵には勝てず、安哲秀支持者には保守層も多かった事から、安支持者票のかなりの数が朴に流れた可能性もあり、あの時の単一化が良かったかどうかは今でも疑問の余地が多い(もちろんそれ以上の問題は軍や国情院ぐるみで朴槿恵を応援した不正選挙疑惑だが)。
功成り名遂げて金持ちになり、庶民の苦しみなど分からなくなった「進歩的文化人」が、賞や権力欲しさに政治道楽にうつつを抜かす老醜と、あげくが選挙での「候補単一化策動」…。
どこぞの国の都知事選と似てねえか?

金芝河もやはり軍事独裁時代の創作活動や民主化運動で名を上げた人物だが、90年代以降の民主化時代からは全く精彩を欠くようになる。90年代に金は日本にも度々やって来て講演を行うようになるのだが、そこで話される内容は韓国民主化の歴史や今後の民主主義の発展、平和統一の展望といった多くの支持者が期待したものではなく、意味不明で半分カルト入った観念論ばかりというとんでもないものだった。当時そうした講演に行った在日の多くは独裁時代の「闘う詩人」のイメージで金を考えていたが、現実とのギャップに驚かされると同時に失望する事になる。「金芝河は軍事政権にやられた拷問でおかしくなり、それで新興宗教に走った」と言われるようになるのはそれからだった。だが金が本当に拷問で精神を病んだかどうかは、現実としてあまり問題でないだろう。「功成り名遂げた老害進歩的知識人」に成り下がった事に違いはないのだから。そのハイライトがやはり2012年の大統領選挙であり、そこで金芝河は朴槿恵を支持表明するにいたる。筆者は当時これを見て、いくら何でも信じられないと思った。だって朴槿恵だよ、朴槿恵。金芝河をかつて逮捕して家族ともどもさんざん拷問したのは、朴槿恵の親父だぜ? 金にとって朴槿恵は親子2代に亘る「家門の仇敵」な訳だから、それをチャラにして支持するとか正気の沙汰じゃない。安重根の不肖の息子じゃあるまいし、酷いものだ。
功成り名遂げて金持ちになり、庶民の苦しみなど分からなくなった「進歩的文化人」が、かつて猛烈に批判していた仇敵を突然大絶賛するようになる…。
どこぞの国の都知事選と似てねえか?

今回の都知事選はまさに、あの日見た(嫌な)デジャブと重なる影だった。そういえば広瀬隆は金芝河とも個人的に交流が深かったらしく、著書「赤い盾」のあとがきでその事を述べていたのを思い出す。金から送られた揮毫を見て広瀬は「大日本帝国の解剖」を強く決意したというような事を述べていたのだが、それから約20年が過ぎ、片や大統領選で朴槿恵支持、片や都知事選で細川護熙支持というように全く同じ堕落ぶりを見せて晩節を汚す事になった訳だ。

今回の件は我々に一つの教訓を与えてくれる。日本で起こっている在特会の嫌韓デモに対して「カウンター」をかけている「日本の良心勢力 by 東亜日報」(笑)が好んで言う「仲良くしようぜ」というスローガン、あれは実に今の日韓関係を正しく言い表していた金言だったという事だ。すなわち日本と韓国の「進歩的文化人」は共に
「仲良く晩節を汚そうぜ」
という事だったのである! 広瀬隆と金芝河という、境界を越えて熱い友情で結ばれた日韓の知識人連帯(笑)はそれを体現して見せてくれたではないか!

韓国と日本は、左派右派まとめて地獄に堕ちる未来しか残されてない

東京都知事選について韓国側の反応を見ていたのだが、どうも向こうの進歩勢力や緑の党に代表される環境保護運動の世界では細川護熙の出馬を大絶賛しているようだ。京郷新聞やプレシアンなどでは細川と小泉を応援する記事がここの所立て続けに載っている。何で韓国でこんなに細川や小泉を持ち上げるのか、はっきり言って気持ち悪くなるくらいだ。

http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201401222041005&code=990334
[特派員コラム]また刀を抜いた小泉

http://www.pressian.com/news/article.html?no=113040
アメリカ、駐日米軍撤収を検討した。なぜ?

http://www.pressian.com/news/article.html?no=113155
日本の力…70代老人の「未来の為の連帯」

あまりに馬鹿馬鹿しいのでこれらの翻訳はしないが、要約すると

日本では細川と小泉の両首相経験者が都知事選で脱原発を掲げて選挙に出た。日本ではかつて原発を推進した政治家までもが今や「脱原発」に舵を切っている。チョーうらやましい。それに引き換え韓国では…。

というものだ。早い話、日本で広瀬隆や鎌田慧だのが言ってるのと同じ事を言っている。朝鮮語の分かる方でもこれらの記事を読むのは飽くまで自己責任で! 読んでて気持ち悪くなっても筆者は責任を取れません(笑)!

 
↑ 東京都知事選の細川と小泉を大絶賛する記事をトップにデカデカと載せた、2014年1月26日プレシアンのトップページ。馬鹿なの? 朝中東だってここまで酷い記事は載せないよ。プレシアンはどこまで駄目になっていくのだろう…。今や韓国の進歩派メディアでも最低最悪最凶ではあるまいか。

それはともかく、日本で細川支持を表明している左派だの反原発運動勢力の言い草と同じ事を、韓国の連中までもがそっくりそのまま言っているのには呆れるしかない。グラップラー刃牙の最凶死刑囚じゃあるまいし、これは一体どういうシンクロニシティなのやら。
上記記事のうち一番下のものは韓国緑の党共同代表である河昇秀(ハ・スンス 하승수)弁護士の書いたものだが、日本の都知事選で細川・小泉組を支持するというのが韓国緑の党の事実上公式見解と見て支障はないようだ。しかも韓国の反原発運動も今回の日本のようになったらいいみたいな事まで言っている。心配しなくてもいい。遠からず韓国の反原発運動も間違いなく「日本のように」なるだろう。3.11後の日本のように腐敗と堕落と変節の限りを極めた惨状に、だ! 
細川護熙が突然「脱原発」を掲げて都知事選に出たのは、反自民票を分割させる以上のものでは決してない。そこに堕落して権力亡者になった脱原発運動勢力が機会主義的に乗っかっただけの話である。細川は自身が総理になった93年にも、同じように口先だけ「アジアへの謝罪」を言ったが、具体的な中身や行動は何もなかった。首相就任当初は水俣病問題の解決に積極的な素振りをしておきながら、実際に水俣病京都訴訟で国の過失を認める判決が出た途端「立場が変わった」などと言い出したではないか。仮に細川が都知事になったとしても、20年前と同じ事を繰り返すだろう。今度は広瀬隆と一緒になって「立場が変わった」と言い出すに違いない。
それ以前に都知事に原発再稼動の権限などあろうはずもなく、原発立地自治体でもないのに「脱原発」を一番の争点にする事自体、みんなおかしいと思わないのか?

こうした日本の事情が韓国では詳しく知られていないのはある程度仕方ないとは言え、それでも日本の脱原発運動とシンクロしたかのように細川・小泉をここまで持ち上げるのは酷すぎる。
向こうの反原発・環境運動が軒並み細川・小泉を支持して「日本がうらやましい」などと妄言を吐いたのを見て、筆者は韓国の民主勢力絶滅だと思った。これがかつての軍事独裁政権と戦ってきた民主化勢力の成れの果てとは…。
これは一体どこの日本ですか(笑)?

日本の広瀬や鎌田や原子力資料情報室らの堕落ぶりと同じで、韓国でもかつて素晴らしい戦いをしてきた個人や運動体も同じように変節と堕落の道をまっしぐらという事である。韓国と日本の未来は、仲良く一緒に地獄に堕ちる以外にあり得ないのではないか。「仲良く共犯・癒着しようぜ」から「仲良く一緒に地獄へ堕ちようぜ」というのが「真の日韓新時代」というオチだろう。

大韓民国に民族の統一国家は絶対任せられない その2

国情院長がこのザマなら、それを任命した大統領も大統領だ。1月6日の新年記者会見で朴槿恵は「統一は大当たりだ 통일은 대박이다」「統一すれば我々はもっといい暮らしが出来る」という発言をするに至る。
それと連動するかのように、おなじみ我らが朝鮮日報では新年早々気持ちの悪い特集記事を連載していた。タイトルは「統一が未来だ 통일이 미래다」凄過ぎ。一々言及するのもアホらしいが、この特集記事の主旨を要約すると、吸収統一した後の北をどのように料理して食ってやろうかという浅ましさ爆発の妄想皮算用を並べ立てたもので、北にはこんなにオイシイ地下資源やら観光資源やら文化的コンテンツなどがあり、統一すればこれが全部「韓国のもの」になるんだという話を毎日のようにこれでもかと並べ立てている。それと同時に「統一したら北朝鮮の失業軍人がイラクやアフガンの反政府勢力みたいになるかもしれないから、彼らにも職をやってなだめておこう」などという、超上から目線の傲慢な「統一後の統治政策」をアメリカのシンクタンクであるランド研究所の人間に語らせるという、凄絶な事までやっている。人間というのはここまで強欲の権化に堕落出来るものなのだという、非常に分かり易いサンプルケースであろう。
それらの記事にリンクは張らないが、「통일이 미래다」でグーグルや朝鮮日報のサイトで検索すれば見つかるので、キモイもの見たさ探検隊の心境で読んでみたいという方はどうぞ。ただし、閲覧は飽くまでも自己責任で! なお、最近の朝鮮日報は非常にセコく、記事は1週間過ぎると有料になってしまうので、どうしても読んでおきたいという方はお早めに。正直、読んでて気持ち悪くなってくるので、お勧めはしませんが…。

朝鮮日報と並ぶ保守派メディアの雄、中央日報も負けてはいない。こんな特集記事が日本語版の方にまで掲載されていた。

http://japanese.joins.com/article/652/180652.html
これからは北朝鮮の人権だ(1)…北住民の心をつかむのが南北和合の第一歩

http://japanese.joins.com/article/653/180653.html?servcode=500&sectcode=510
これからは北朝鮮の人権だ(2)…統一費用・経済効果考える前に人権改善

内容はリンク先をお読みになって分かる通り、北の人権問題を槍玉にして全く余計な内政干渉をやれと主張している。脱北者の発言まで引用して北の人権をどうこう言っているが、その「地獄のような人権状況の北朝鮮」を脱出してきた脱北者に対してとんでもない人権侵害を繰り返し続けているのが、他ならぬ南の韓国だという事をこの記事は一切伝えない。
脱北者つまり北から南に来た人間は最初に「ハナ院」という教育施設に送られる。ここで脱北者は南の社会に適応出来るように色々な「教育」を受けるのだが、その過程で脱北者に対する暴力行為などの人権侵害が頻繁に発生して社会問題となってきた。このハナ院のレベルを日本の人達に説明するなら、日本の入管の収容所といい(悪い?)勝負だと言えば分かり易いだろうか。ある脱北者の証言によるとハナ院というのは「北の政治犯収容所みたいだ」という。南は北の政治犯収容所を「地獄のようだ」と言っては批判しているが、その「地獄」と同じレベルの収容所に全ての脱北者を必ず一度はぶち込むのが「韓半島唯一の合法政府にして、自由・民主・人権の大韓民国」という訳だ。例え北に住んでいる住民でも、政治犯罪を犯さねば生涯「地獄の収容所」に入れられる事はない。だが「自由と人権を求めて」南に行けば「地獄の収容所・ハナ院」に必ず入らねばならないのだ。このような事実を考えると、次のような疑問にぶち当たる。「あの手の連中の言う『北朝鮮の人権』とは何なのだ」と。천도는 시냐 비냐(天道、是か非か). 인권는 시냐 비냐(人権、是か非か).
そのハナ院の教官は揃いも揃って北の人間を見下して馬鹿にしている連中ばかりで、態度や教育の成績などが悪いといっては殴られ、「北のスパイじゃないのか」と言いがかりを付けられていじめられては殴られるという。それでいて「おまえ達は自由大韓民国に帰順し、韓国民の税金で食わしてもらってるんだ。それに命懸けで忠誠を誓え」という「大韓民国への忠誠の誓い」をさせられ、嫌がればまた鉄拳制裁である。ハナ院内部におけるこうした人権侵害や非人道的行為の例は他にも山ほどあるが、いちいち書いていてはきりがないので、ここでは省略する。こうして外界から隔離された「別荘暮らし」を3ヶ月務め上げるとようやくシャバに出られる訳だが、南の社会には脱北者に対する酷い差別がある上に不景気で仕事もない。社会的支援・保障も薄い。ほとんどの脱北者の所得水準は韓国内でも軒並み最低クラスである。ここ数年、脱北者が毎年3ケタ単位で北に戻ってしまう例が続出しているというが、無理もなかろう。2006年に行われた脱北者に対するアンケートでは過半数の者が「処罰がなければ北に帰りたい」と答えた事がある。これは「アジアプレスやデイリーNKやコリア国際研究所が絶対教えない韓国社会・分断体制の真実(笑)」と言えよう。ちなみに再び北へ戻ろうとした脱北者が途中で逮捕された場合は、国家保安法(元は日帝植民地時代の治安維持法)違反で厳罰が待っている。脱北者は韓国民であり、北へ行くのは利敵・反国家行為という扱いだ。南では「北の人権」を口やかましく叫んで脱北を督励しているくせに、そこを実際に逃れてきた脱北者に対する人権はなきに等しい。「北のひどい人権状況を逃れてくる人間はこんなにたくさんいるんだ」という政治宣伝に利用出来さえすれば、当の脱北者達の生活がその後どうなろうと知った事ではないというのが、今まで一貫した南の脱北者政策であった。
南ではこんなひどい現実がまかり通っているくせに改善の手は全く打たず、今の韓国国会で論議されているのは「北朝鮮人権法」である。
自分とこの人権問題を徹底無視して、こういうアジテーション記事を垂れ流す中央日報にせよ、全く道理に合わない悪法を作ろうとしている韓国のセヌリ党・民主党は何という無責任であろうか。人間というのはここまで無責任になれるのだという、非常に分かり易いサンプルケースであろう。
ここまで無責任な姿というのを、筆者は昭和天皇の戦争責任の他に見た事がない。
これは一体どこの日本ですか(笑)。

(この項続く)

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