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ツイッターで馬鹿な事を言うのは右翼だけではない

アジアプレスの石丸次郎や反原連の野間易通を見ても分かる通り、ツイッターというのはまさに「馬鹿発見器」であろう。これらがツイッター上でどれだけひどい馬鹿発言や差別発言を繰り返してきたかは、すでに知ってる人は知っている事実だ。
が、ツイッター上で暴言を吐くのは右翼やレイシストだけの専売特許ではない。ツイッターというSNSが持つ字数制限や様々な機能は、それを使うあらゆる人間をして下らない発言や暴言を引き出させる。これはブログやその他のSNSと比較しても顕著ではないかと思う。これを使う者はそれだけ慎重さと自己省察が求められるという事だ。下手な発言を好意的に引用したりリツイートする事で、揚げ足を取られる危険性も常にある。
例えばこんなツイートを見かけた。この発言者自信は韓国の進歩派らしく親日派や朴槿恵の批判をいっぱしに繰り返しているのだが、あるツイートで「李完用の子孫が三星(サムスン)財閥」と書いている。

https://twitter.com/songjh2197080/status/528608034847600640
친일역적 이완용의 자손 자녀들.... 이완용의 무릅에 안긴 아이가 삼성 이건희 아버지 이병철.... 역시 삼성도 친일 재산으로 일군 기업이다. 최고 악질 친일 이완용의 후손이 삼성 이다.

(訳)親日逆賊李完用の子孫・子女達…李完用の膝に抱かれた子供が三星財閥・李健熙の父である李秉喆(イ・ビョンチョル 이병철)…やはり三星も親日財産で起こした企業だ。最高悪質親日李完用の子孫が三星だ。

このツイッターは明らかに事実に反する。三星財閥創業者の李秉喆は親日売国奴として悪名高い李完用とは直接関係ない家系の人物だ。正確な家系を言うと、三星創業者・李秉喆の父は李纉雨、祖父は李洪錫という。一方、乙巳五賊・丁未七賊・庚戌国賊のいずれにも名を連ねた李完用の孫もイ・ビョンチョル 이병철という名前だが、これは漢字で書くと「李丙喆」となり、三星財閥の創業者とは同音名の異人である。

「三星財閥家系」

祖父・李洪錫→父・李纉雨→李秉喆(イ・ビョンチョル 이병철)

庚戌国賊親日売国奴家系
祖父・李完用→父・李恒九→李丙喆(イ・ビョンチョル 이병철)

こういう初歩的な歴史的事実の間違いを以って韓国近現代史の問題点や現在の既得権層を攻撃するのは、かえって揚げ足を取られて逆効果になる。こういう一見進歩的かつ反権力的に見えながらも、単に感情的で無知な人間の発言を好意的にリツイートしたり引用するのがどれだけまずいかお分かりいただけるだろう。こういうのはむしろ間違いをたしなめる返信をするのが妥当ではないか。
韓国では植民地解放後も親日派の後裔が既得権層に居座ったのは事実だが、それとは違う家系から出て立身出世した物もいる。問題はそうした「新興勢力」が旧来の親日派と結果的にどうした共犯関係を結んだかが問題であって、根本的な事実関係の誤りを以って批判しては逆効果だ。三星はむしろ韓国有数の企業に成長してからの(旧来の親日派含む)独裁政権や日本経済界との癒着関係に多くの問題点があり、そこを突かねばならない。「李完用の子孫が三星(サムスン)財閥」という完全に誤った歴史観はむしろ本質を外して有害ですらあるだろう。
以前もちょっと書いたが似たような例として、韓国には安倍晋三を「最後の朝鮮総督・阿部伸行の子孫」だという怪しげなネット情報がかなり広く信じられている。どちらも姓が「アベ」である所から来ている勘違いだろうが、事実に反するとんでもない誤りだ(今の韓国人の多くが自分の名前以外はほとんど漢字を理解出来なくなっているのも、こうしたミスの一因だろうが。余談だが漢字教育については、南よりも北の方が学校ではるかに多くの字数を教えている。もし南北の学生で漢字の書き取りテストをやったら、間違いなく北の学生の圧勝だろう)。

筆者はツイッターなど全く使う気になれない。だがそんな筆者でも傍から見ていて、ツイッターを使う時はくれぐれもこうした点に気を付けるべきではないかと思える。自分がおかしな事を言ってないか、好意的に取り上げるべきでない人物や発言をリツイートしたり引用する愚を犯していないか。そうした省察を欠かしてはならないだろう。

上記の問題ツイートを筆者が知ったのはある在日同胞のツイッターがきっかけだったが、この人はいい発言も多くて筆者もそれらについては評価する反面、ちょっと感情的に過ぎると思う所も同じくらい多く、自分では良かれと思ってした発言が実際には同胞社会の首を絞める結果になっているのではないかと思う時もある。朝鮮半島本国と在日朝鮮人の置かれているそれぞれの国内情勢、それを取り巻く国際情勢、現在に至った歴史、そうした事柄を立体的に積み上げて眺めて判断し、発言していかねばならない。1945年8.15解放後の朝鮮半島が分断されて戦争にまで至った大きな原因の一つとして、当時の朝鮮人達(指導層・民衆問わず)が自国を取り巻く国際情勢にあまりにも無知であった事が挙げられる。金九や曺晩植の反託運動がその過ちの典型だが、日帝時代に評価すべき独立運動を行った人物でさえ、そうした無知から解放後に重大な誤謬を犯した。そうした愚を再び繰り返さない事が肝要なのだ。

いずれにせよ、ツイッターを有意義に活用したいと望む側も、発言やリツイートにはもう少し慎重な省察が必要だと思う。
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日本人の拉致「だけ」最優先

報道を見る限り、平壌に乗り込んだ訪朝団はずいぶんと鼻息が荒い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141028-00000031-jij-pol
「拉致最優先」を伝達=日朝協議、徐委員長が出席
時事通信 10月28日(火)9時52分配信
 【平壌時事】外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とする日本政府訪朝団は28日午前、日本人拉致被害者らの再調査を担っている北朝鮮特別調査委員会の徐大河委員長ら責任者と、平壌の中心部にある特別調査委の庁舎で協議した。
 冒頭、伊原氏は、拉致問題の解決が最優先課題と表明した。
 情報機関である国家安全保衛部副部長の肩書を持つ徐氏が、日本との公開の協議に出席するのは初めて。日本側は再調査の現状を的確に把握するため、特別調査委トップの徐氏の出席は不可欠と位置付けていた。
 協議の冒頭、徐氏は、訪朝団の平壌派遣に日本国内で賛否両論があることを念頭に「日本で食い違った主張が提起されていることは承知している」と指摘。「そういった中で平壌を訪れたことは、平壌宣言に従って朝日政府間合意を履行しようとする日本政府の意思の表れとして、正しい選択だ」と安倍政権の対応を歓迎した。
 これに対し、伊原氏は「日本としては、とりわけ拉致問題が最重要課題だ。拉致問題はわが国の主権、国民の生命と安全に関わる重要な問題だ」と日本政府の立場を明確にした。協議では、ずれ込んでいる初回の再調査報告の速やかな実施を迫る考えだ。 

「拉致被害者(だけ)を返せ返せ」の一点張りで、残留日本人だの日本人配偶者の事については全く言及がない(記事を読む限りでは)。朝鮮側はこの間に残留日本人の遺骨もずいぶん発掘し、遺族の墓参りも受け入れて誠意を示してきた。残留日本人と言っても、早く言えば当時の植民地朝鮮に入植した日本人であり、今で言えばパレスチナ人の土地に乗り込んで横暴の限りを尽くしているイスラエルのユダヤ人入植者と本質的にはほとんど違わない。朝鮮民衆の立場からすれば、何でそんな侵略者の骨をわざわざ掘り出して墓まで作ってやんなきゃいけないんだというのが正直な感情だ。でも朝鮮民主主義人民共和国はそれを敢えてするという、極めて太っ腹な措置をしてやったのである。植民地支配に何の賠償も謝罪もしようとしない「旧宗主国」に対して!
実際に遺骨の発掘に動員された現地人達もそうした感情が多分にあったようで、掘り出した骨をぞんざいに扱う事が最初は結構あったという。むしろ、それを監督する党の指導員達が「自分の先祖の骨のように、もっと丁寧に扱え」と叱責するほどだった。

それに対して日本はどう応えたか? 今回の「拉致被害者だけ返せ、他はどうでもいい訪朝団」は以下の事例とセットで考えねばならない案件である。

http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2014102600888
太平洋戦争で戦死の朝鮮人遺骨発掘 日本が事実上拒否
2014/10/26 14:35
【ソウル聯合ニュース】日本政府が、太平洋戦争戦没者の遺骨発掘事業への朝鮮人遺族の参加を求める要請を拒否したことが26日までに確認された。

 これまで太平洋戦争当時に徴兵または徴用され命を落とした朝鮮人の遺骨に関する問題への立場を示さなかった日本政府が事実上、朝鮮人犠牲者の遺骨発掘の意向がないことを初めて明らかにしたとみられる。

 韓国の太平洋戦争被害者補償推進協議会、日本の「NPO法人戦没者追悼と平和の会」と「在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会」は6月、日本の民主党「未来に向けて戦後補償を考える議員連盟」を通じ遺骨発掘事業に朝鮮人遺族を参加させ、全ての遺骨のDNA検査を実施することを骨子とする要望書を厚生労働省に提出していた。

 これに対し厚生労働省は8月、日本政府による発掘の過程で朝鮮半島出身者の遺骨だと確認された場合は外務省を通じ韓国政府と協議するようになっているとした上で、外国人はその国の政府が実施する遺骨発掘・帰還事業に参加しなければならないと返答した。

 DNA鑑定についても「資料を通じ遺族と推定でき、その遺族がDNA鑑定を望むなら韓国政府と協議する」と答えた。

 これに対し同協議会は、DNA鑑定は身元確認のためのものだが、その条件として遺族を確認できる資料を求めたことは実質的に鑑定の可能性を閉ざしたとみている。

 こうした日本政府の態度について、徴兵・徴用問題解決の責任があるにもかかわらず事実上、背を向けたのではないかとの指摘が出ている。

 日本政府はこれまで朝鮮人と推定される遺骨を発掘しても身元確認を行わないまま火葬後、日本軍戦死者と共に戦没者墓地に安置したためだ。

 日本の市民団体は戦没者墓地に日本人のほかに朝鮮人や台湾人も安置されているという案内板の設置を要求したが聞き入れられなかったという。

 ソウルで25日に開催された「2014韓日過去清算市民運動報告大会」に出席するため来韓した在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会の古川雅基さんは、植民地時代に「日本人」として強制的に動員しておきながら今では韓国政府に解決させようとしていると批判した。

 古川さんによると、太平洋戦争当時、日本軍戦死者240万人のうち2万2000人余りが朝鮮人と推定されるが、いまだ発掘されていない遺骨について把握さえできていない。

 古川さんはこれからでも遺族からDNAを採取し鑑定を行うべきだと主張する。「日本政府は遺品などの資料を通じて朝鮮人だと確認された場合にDNA鑑定を行うことができると言うが、身元を明らかにする遺品が出る可能性はほとんどない。韓国政府も関心を持って日本に強く要求すべきだ」と述べた。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


被害者である朝鮮側は、かつて勝手に侵略・入植して住みついた日本人の遺骨を掘り出して墓まで作ってやり、可能な限りその遺族が墓参りまで出来るようにしてやった。
加害者である日本側は、かつて勝手に拉致や強要で使い捨ての兵隊にしたり奴隷労働で虐待死させた朝鮮人の遺骨を知らんぷりし、遺骨発掘事業への遺族の参加も拒否した。「事実上、朝鮮人犠牲者の遺骨発掘の意向がない」のだそうだ。そもそも発掘すら全くやらないという訳で、当然墓参りがどうこう以前の問題。(もちろんこの問題は本来ならば南北が共同で日本に詰め寄らなければならない問題なのだが)

人道にもとるのは果たしてどちらなのか。これで日本は平壌に乗り込み「拉致被害者(だけ)を返せ返せ」と一方的にがなり立てている。それが通用すると思っているのが日本の「外交」なのだろう。日本というのはどれだけ身勝手な国なのか、日本というのは人間の言葉であるとか常識がそもそも通用しない国なのだなという事がよく分かるエピソードであった。

 

翁長雄志とか信じらんない

今度の知事選で「オール沖縄」候補だという翁長雄志のインタビューを読んでみたが、何でこの程度の単なる田舎右翼を「沖縄の革新勢力」とやらは担げるのか? 全くもって信じられない。

http://www.geocities.jp/oohira181/onaga_okinawa.htm
2012年11月24日 朝日新聞デジタル
翁長雄志さんに聞く 沖縄の保守が突きつけるもの

これは2012年時点でのインタビューだが、言いたい放題ではないか。
「沖縄問題の責任は一義的には自民党にある。しかし社会党や共産党に国を任せるわけにもいかない
「いまはオールジャパン対オール沖縄だ。沖縄の保守が革新を包み込まねば
「ぼくは非武装中立では、やっていけないと思っている。集団的自衛権だって認める
「(沖縄の保守と本土の保守の論理は)ちがいますね」
「ぼくは、なでしこジャパンが優勝した時、あなた(前原誠司)よりよっぽど涙を流したと話しました」

挙げ句の果てに記事の最後にある記者のまとめの言葉も凄い。

沖縄ではいま、保革を超えた沖縄ナショナリズムのうねりが起きている。翁長さんは、その先頭に立っている。沖縄に勤務する私も含めたヤマトンチュ(本土の人)と対抗するような「あんた方」という言いぶりに、戸惑いを覚える方もいるかもしれない。いいチャンスだ。そこで立ち止まろう。そして、沖縄と本土の関係をもう一度考えたい

本当に今沖縄で起こっているのは「保革を超えた沖縄ナショナリズム」などと呼べるものなのか? 筆者にはとてもそうは思えない。民族主義としてはあまりに貧弱過ぎる。「沖縄の保守が革新を包み込まねば」という発言を見ても分かるように、今までヤマトの手先になってオイシイ思いをしてきた「親日派」が日和見な態度を執っているだけではないのか。「集団的自衛権だって認める」人間が知事になって、どうして米軍基地を追い出せるのか? 
「(沖縄の保守と本土の保守の論理は)ちがいますね」というのも全く意味不明だ。「沖縄の保守と本土の保守」の関係というのは本質的にどこまでも「植民地宗主国とその手先である植民地現地の民族反逆者」の関係そのものであり、両者の論理にさほどの違いなどあるはずもない。翁長雄志のように肝心な場面で(保身や私利追求の為に)ちょっと良識っぽい事を騙る人間はいくらでもいるものだ。「はだしのゲン」で日本が敗戦した途端に調子良く軍国主義者から平和主義者に看板替えした町内会長を思い出させる。植民地解放後の朝鮮半島でも昨日まで親日派だったのが、翌日から急にわざとらしく「民族主義者」に変身した奴らは少なくなかった。
翁長雄志の発言を見て感じるが、この男にとっては「沖縄の革新」を跡形もなく吸収して消滅させる事の方が第一義ではないのか。そうなったらむしろヤマト政権には望む所だろう。そんな人間を担ぐ「沖縄の革新」も末期症状であり、自滅の道をひた走っているとしか思えない。

いずれにせよ最悪の知事選になったと思う。翁長雄志と仲井間弘多しか選択肢がない(え、もう一人歌手出身の「有力候補」がいたっけ? 知らん!)とか、これで民主主義などと言える方がおかしい。ポスト朴槿恵を決める3年後の韓国大統領選挙もこのまま行けば金武星(現セヌリ党代表。植民地時代の悪質親日派富豪の息子)vs潘基文(現国連事務総長。リビア・シリアへの空爆と侵略を容認。大地震後ハイチへの経済侵略バックアップ)という最低の候補達が争う最悪の選挙になるものと予想され、沖縄はそれを先取りするかのような惨状に見える。どこもかしこも…。

旧しばき隊(現CRAC)だの東京デモクラシーだのがなぜか安倍晋三を攻撃する

というのは実におかしな話だ。どう見てもこうした系列の「ポスト3.11社会運動詐欺集団」の主張に安倍と違う所などほとんど見当たらないのだから。ふと思ったのだが、こいつらが安倍を攻撃したがる理由というのは以下のような心理と言うか本音を、内心で誇らしげに抱いているからではなかろうか。

「俺達は安倍や自民党よりももっと右だ!」

そう考えると納得が行く。仮に本人達が否定したとしても、傍から見ればどうみてもこいつら安倍と同等かそれ以上の極右だよ。
この手の系列の集団が、これまでの沖縄の反基地闘争や成田闘争などをブルドーザーで轢き潰すなどと宣言したり、気に入らない人間を平気で公安にチクッてそれを誇らしげに自慢したり、「ヘイトを街から葬り去る」として総連・民団への攻撃に反対するような振りをしながら自分達も実際には同じように総連を攻撃しているなど、どう見ても市民運動としては完全に狂った言動を振りまいているのもそういう事だろう。言わば北一輝にイカれて2.26事件を起こした皇道派軍人気取りという事だ。連中に狂的な天皇崇拝者どもが多いのも共通項であろう。
これに賛意を表しているのが週刊金曜日だののりこえねっとだの日本共産党といった、「日本を代表するリベラル・左派」や、在日でも一部の馬鹿どもという凄絶な状況だ。安倍を打倒する為に、それと同じかもっと右な連中と手を組み、協力する…。バカ?
今の日本で起こっているのは「ナチスと日帝の覇権争い」「統制派と皇道派の主導権争い」という極右同士の縄張り争いだろう。そこへ大衆の信頼も自らの主体性もすっかり失ったリベラル・左派がコウモリみたいに、双方をウロウロしてるだけという事だ。

반기문은 무엇을 했던가?

UN(국제련합 國際聯合)사무총장인 반기문(潘基文)이라는 인간을 모르는 한국인은 없을 것이지요. 그러하지만 이 者가 어떤 사람으로서 무슨 짓을 했는가, 그것을 제대로 아는 한국인은 너무나 적습니다. 누구나 아시다싶이 반기문은 한국의 외교관이고, 특히 2004-2006년 기간(참여정부 시기)에는 외교통상부 장관까지 지냈습니다. 일반적으로 “한국의 대표적 외교관” “忠北 陰城을 대표하는 名士”정도가 한국인의 반기문에 대한 인상일 것이지요. 실제로 고향인 음성군에서 그는 대단한 “출세대장(出世大將)”이기 때문에, 지역을 총동원해서 반기문을 치켜세우고 있습니다. 필자같은 타관사람(재일교포) 눈에는 기분 나쁠 정도로. 아래 블로그들을 참조하시면 그 끔찍함을 잘 리해(理解)할수 있을 것입니다. 

http://blog.daum.net/austinwine/357
http://blog.daum.net/_blog/BlogTypeView.do?blogid=0ZVTS&articleno=605&categoryId=13&regdt=20131110144814
반기문 생가 모습

 
구미(龜尾)에 있는 박정희(朴正熙)생가나 기념관하고 비슷한 모습이지요. 보시다시피 “1944.6.13 세계를 움직일 특별한 아이가 충북 음성에서 태어나다.” “세계의 대통령이 되다.”라는 데요… 아이참, 이게 무슨 미친 놈 소리… 아마 음성사람들에 있어서 반기문은 “하늘이 내리신 위대한 반신반인”이라는 말입니다.

“朴正熙 大統領閣下는 하늘이 내리신 偉大한 半神半人” by 구미시장 남유진(南洧鎭)
“潘基文 事務總長閣下는 하늘이 내리신 偉大한 半神半人” by 음성군민 一同

이 사람들, 자그마한 인간 따위를 하느님으로 치켜세우는 것을 얼마나 좋아하는지 모르겠는데, 노예근성이나 영웅대망주의(英雄待望主義)는 이제 그만하라고 말하고 싶습니다. 구미시나 음성군의 추태·참상은 이제 샤마니즘(Shamanism) 령역(한자로 “領域”이지만, 이 경우 “靈域”이라고도 할수 있음)에 들어갔다 하더라도 과언이 아니할 것입니다. 

본론으로 들어가지만, 반기문이 UN사무총장 되고 무슨 짓을 했던가? 이것을 물어야 하지요. 그는 외교관으로서 대단한 출세를 했습니다. 지금은 고향의 대영웅은커녕 “세계의 대통령” “반신반인”처럼 추앙을 받고 있습니다. 그러한데, 그는 무엇을 했나요? 존경할 만한 일을 실제로 했던가? 최근의 특필할 만한 사례를 하나 소개하여 드리겠습니다. 

http://japanese.irib.ir/component/k2/item/48591
테러조직 ISIS에 대한 련합결성 (일본어 기사)

요전에 미국이 시작했던 시리아 폭격에 관한 기사이지만, 이 기사 일부를 이하 번역 발췌하겠습니다.

현재, 테러리즘이 다시 미국이나 그와 동맹관계인 구라파나 지역제국(地域諸國)들의 중동지역 간섭구실로 되여있습니다. 이번에 그 구실로 되고있는 것은 “이라크 시리아 이슬람국가”를 자칭하는 테러조직 ISIS입니다. (중략) 이 비난결의 채택후, UN 潘사무총장은 “ISIS에 대한 모든 조치는 UN 허가를 받을 필요 없다.”라는 견해를 표명했습니다. 이 견해표명은 이 테러조직에 대한 조치를 목적으로 한 복수국의 련합결성을, 미국에 대해 허락신호를 보냈다는 뜻입니다. 

보시다시피 반기문은 사실상 시리아 폭격을 하도 된다고 말했습니다. 이건 뭐요? 폭격 허락이라군요? 미국이 남의 나라에 폭격하면 어떤 일이 일어나는지 모른 사람은 없을 것입니다. 윁남, 아흐가니스탄, 이라크, 리비아… 무엇보다도 우리들은 6.15조선전쟁 시기 미국만행을 잘 알 것이지요. 미국과 동맹국이 시리아 폭격을 한다는 것은 ISIS만을 공격하는 게 아니라, 민간인이나 정부군도 관계없이 다 폭탄을 떨어뜨린다는 말입니다. 미국 단골인 대학살(大虐殺)에 다름없지요. 오히려 아사도정권을 타도하는 것이야말로 미국의 본심일 것입니다.
지금 시리아내전는 “아사도정부” “이슬람국가” “자유시리아군(FSA) 비롯한 친미반란세력”의 3者가 다투고있는 상황으로, 친미세력은 정부군과 이슬람국가 부터 사실상 협공당하고 있습니다. 즉 미국 수하가 가장 렬세(劣勢)랍니다. 왜 미국이 시리아 폭격에 혈안이 되는가. 이슬람국가의 테로란 어디까지나 구실에 불과하고, 정말은 자기 앞잡이가 위기적상황이니까 그것을 도와야한다는 것이지요. 자유시리아군들도 구미(歐美)제국주의국가로부터 많은 군사지원을 받아서 무수한 참혹행위를 되풀이한 세력입니다. 예전에 자꾸 뉴스가 된 화학무기도, 이들 친미반란군이 사용했던 것이 실제라는 설이 있지요. 참혹행위 상습범이라는 점에서 이슬람국가와 친미세력에 유의한 차이란 아무것도 없는데, 한쪽은 “자유와 민주주의의 전사” 한쪽은 “흉악한 테러리스트”란 말이 됩니까? 아사도정권도 이슬람국가도 한목에 다 폭격으로 처리한 후, 가장 편리한 세력을 시리아 지배세력에 한다는 것이 미국의 계획이지요. 그 때문에 얼마나 많은 시리아민중이 죽어야 합니까? 
그러한데 반기문은 이제 대학살을 허가했습니다. “모든 조치는 UN 허가를 받을 필요 없다.”고. 이게 살인마(殺人魔)가 아니라 무엇입니까? 적어도 반기문은 시리아민중 죽이기에 백지위임장을 준 공범이란 비난을 면할수 없지요.

지금 시리아에서는 미군 폭격으로 많은 사람이 실제로 죽고, 경제기반시설이 파괴되고 있습니다. 

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/48774
폭격으로 시리아의 경제기반이 파괴(일어 기사. 이하에 번역.)

시리아의 정보에 따르면 “이라크 시리아 이슬람국가”란 이름을 댄 테로조직ISIS에 대항하는 목적으로 결성된 미국주도 유지련합의 전투기가 28일 일요일, 시리아 동부에 있는 가스공장 입구를 파괴했다고 전했습니다.
덧붙여, 이 폭격으로 수명의 테로리스투만이 부상했습니다.
더, 이 폭격으로 민간인 22명이 사망했습니다.
시리아에서, 對ISIS련합이라 칭하는 미국과 그 동맹국의 리기적(利己的)인 행동은, 테로리수트를 약체화 하기는 커녕, 시리아시민의 살해와 경제시설 파괴를 일으키고 있습니다.
23일 화요일부터 미국은 시리아에서 아랍 5개국이 참가한 ISIS기타 테로조직 거점의 대한 폭격을 시작했지만, 이 조치는 국제법위반으로 되고 있습니다.
더, 미국은 약 한달 반 전부터 이라쿠에서도 폭격을 시작했습니다.
테로조직 ISIS의 인원은, 시리아 아사도정권 불안정화를 목적으로 2012년 요르단에서 CIA의훈련을 받았고, 시리아 북부의 대다수 지역을 제압하고 있습니다.
ISIS는 올해 6월에 이라쿠에 인원을 파견해서 동국과 시리아 국경지대를 광범위하게 점령했습니다.
미국정부는, 외국의 지원으로 시리아내전이 시작한 2011년 3월부터 시리아 반란군세력을 지원하고 있습니다.

전임자인 아난(Annan) 사무총장조차도 미국의 이라쿠공격을 어느 정도 저항했는데, 반기문은 어떻습니까? 저항은 커녕, 즉 백지위임장까지 주었지 아니합니까? 시리아민중을 죽여도 좋다고.

무고한 시리아시민을 학살하는 “세계의 대통령” 반기문.
무고한 광주시민을 학살한 “한국의 대통령” 전두환(全斗煥).

이들에게 무슨 차이점이 있습니까? 필자는 전혀 구별 못합니다.

반기문 행적을 또 하나 소계합시다. 중미 카리브해 섬나라 아이티(Haiti)는 근년 자연재해가 빈발해서, 2010년 1월에는 대지진이, 2008년에는 태풍으로 큰 피해를 입었습니다. 그러한데, 반기문은 이 자연재해에 시달리는 나라에 무엇을 했던가? 지금 아이티에서는 혼란한 틈을 타서 많은 다국적기업이 들어가 현지인들을 저임금으로 혹사하는 “경제침략”을 진행중인데, 그것을 적극적으로 도와서, 사실상 언질을 준 것이 다름 아님 반기문입니다.

http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2010/03/post_02b8.html
아이티란 우리들에게 무엇인가?(6) (일어 기사 이하. 번역 발췌.)

UN사무총장 반기문(BAN KI-MUN)는 2009년 3월 31일 뉴욕 타임스에 “Haiti’s Big Chance (아이티의 큰 기회)”란 제목의 주목해야 할 론설(論說)을 기고했습니다. 인쇄하면 2페이지 가량이기 때문에 가능한 읽어 주시기 바라지만, 거칠게 요약하면 “아이티의 저임금로동을 중분히 리용해서 수출용 의료제품을 생산하는 기회라.”는 것입니다. 반기문은 그 성공을 확심하고있는 듯하며 “우리는 그것이 잘 되는 것을 방글라데시에서 보았다. 그것은, 의료산업이 250만명의 일터를 뒷받침하고 있는 것을 자랑한다. 우간다에서도 르완다에서도 잘 되였다.”고 쓰고 있습니다. 2009년 9월 포르토프랭스 에서 클린턴 전대통령 주도 밑에 개최된 “투자가 회의”에는 우리에게도 잘 알려진 갭(GAP)이나 리바이스(Levi’s)등 의료대기업을 포함한 200社이상의 회사들에서 참가자가 있었습니다. 그러한데, 그 시점에서는 “아직 아이티는 치안이 나빠서 걱정이다.”라는 의견이 지배적이라 했대요. 그 5개월후에 이번의 대지진, 단결에 강력한 미군의 아이티 점령이 시작했습니다. 이 점령으로 아이티의 치안이 보장되면 의료기업들의 대규모 자본투자가 실현할 것이지요. 미국자본에게 있어서 이번의 대지진은 “천우신조 天佑神助 의 기회”로 될수 있습니다. 그것은 클린턴이, 또 반기문이 바라는 것이기도 합니다. 빈곤국, 또는 도시빈민거주지구(都市貧民居住區)가 큰 천재(天災)에 휩쓸리는 것을 기회 삼아서, 단번에 신자유주의적 경제발전정책을 밀어붙이는 짓입니다.

요컨데, 지진이나 태풍으로 곤궁하는 포르토프랭스 주변의 사람들을 저임금으로 노예같이 일시켜서 돈벌이 하는 좋은 기회란 말입니다. 그것을 UN사무총장이 추천하고 있는데요! 
더, 그런 아이티의 현상을 보고한 자료가 있습니다.  

http://monthlyreview.org/110201kaussen.php
States of Exception—Haiti’s IDP Camps (영어 기사)

내용을 요약하면,
1. 현재도 100만명이상의 리재민(罹災民)이 천막생활을 강요당하고 있다.
2. 리재민캠프에서는 부녀자 폭행이 횡행하고있다.
3. 사유지에 만들어진 캥프에서는 용병(傭兵)이 캥프를 추방하는 협박이 행해지고 있다. 
4. 사유지의 캥프에서는 물도 제대로 없고, 간이위생실 설치도 소유자가 인정하지 아니하다.
5. UN과 아이티정부 협정으로서, “인도주의”와 “신자유주의”가 결합한 정책인, 한국의 의료산업 공장이 건설되고, 캥프 난민을 사용하기 위해서 난민 캥프 재배치(再配置)가 행해졌다.
는 말입니다. (출처는 이하 기사의 댓글 참조.)
http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2011/02/so-this-is-amer.html

대지진後 아이티에 한국기업이 진출하고 있다는데, 이것이 누구 사주를 받은 것인지 쉽게 상상할수 있는 일이지요. 자연재해에 시달리는 사람들을 노예처럼 부리고 그 고혈(膏血)을 짜게 시킴. 이것이야 말로 반기문이 UN에서 하고있는 또 하나의 일이랍니다! 

또 하나, 반기문은 사무총장되고 우리 남북관계를 크게 악화시켰다는 일도 잊으면 안됩니다. 첫시기야 말로 “남북관계 개선을 돕겠다. 김정일(金正日)하고 만날 의사 있다.”는 겉치레말을 했던데, 실제로는 이후 조선(이북)을 여러가지 구실로 압박하고나 비난하고 만 있었지요. 

이제까지 보시다시피, 반기문이라는 인간은 정말 당치도 아니하는 놈입니다. 제3세계 인민을 죽이고 수탈하는, 제국주의와 신자유주의의 화신이라 하도 과언이 아니하지요. 음성에 있는 반기문기념관을 시리아나 아이티의 희생자들이 보면 어떻게 느낍니까?

왜 필자가 이런 말을 하는가 하면, 반기문이 유력한 차기 한국 대통령후보라는 이야기가 있기 때문입니다. 반기문이? 필자도 처음에는 믿을수 없었지만, 여러가지 언론에서 그런 이야기가 자꾸 나와서 본인도 그다지 싫지 아니하는 모습을 보이고 있기 때문에, 놔둘수 없게 되였지요.

http://www.businesspost.co.kr/news/articleView.html?idxno=3541
반기문이 대선주자 1위에 오른 이유재보궐선거 이후 압도적 지지 급부상...중도성향 이탈층 대거 흡수

일본에 사는 필자조차 아는 반기문의 위험한 본질과 행적을, 왜 한국본국에 사는 사람들이 모르는가? 한국에서 반기문을 비판하는 말은 거의 없고, 더구나 그의 제국주의적·신자유주의적 성향을 지적해서 문제삼는 사람은 전무합니다. 한국의 보수도 진보도 반기문을 치켜세우는 일이 있어도, 비판은 거의 없습니다. 이게 참 이상한 일이 아니합니까?
UN사무총장 취임 이후의 행적만 보아도, 반기문은 이명박(李明博 MB)이나 박근혜(朴槿惠)보다 나은 부분이 하나도 없다는 것을 알수 있지요. 만약 반기문이 한국 대통령이 되면 틀림없이, 대외적으로는 대북적시정책으로 남북관계 악화와 PKO파병을 비롯한 한국군의 군사력팽창 하고 한미일 군사협력 강화, 국내적으로는 더 심한 신자유주의정책과 재벌·대기업 우대정책을 추진해나가는 것만은 틀림없습니다. MB나 박근혜의 로선(路線)을 그대로 따라가는 커녕, 더 강화할 것이지요. 李朴정권의 “잃어버린 10년”에다가 潘의 5년을 합쳐서 “李朴潘3代의 잃어버린 15년”으로 될수 있다는 말입니다. 지금 새누리당의 대선주자 1위는 김무성(金武星)대표이지만, 이대로 가면 “반기문 VS 김무성”이라는 한국史上 최악의 대통령선거가 기다리고 있지요. 혹시 그렇게 되면 투표률이 얼마나 되는지, 그쪽이 더 마음에 걸립니다.

박근혜는 “대통령이어선 안되는 사람”이지만, 반기문도 “UN사무총장이어선 안되는 사람”입니다. 아니, 시리아폭격 용인등 반기문이 UN에서 한 행적을 생각하면 이 자는 명백히 “위험인물”입니다. MB나 박근혜의 무능함에다가 더 심한 위험성과 잔학성(殘虐性)을 겸비한 최악의 인선이라고 밖에 할수 없어요. 더군다나, 자기 출세를 위해서 그런 짓을 어떤 망설임 없이 해냈지요. 반기문이 한국대통령되면, 가뜩이나 학대받는 한국민중에 가일층(加一層)의 재앙 밖에 안됩니다.
실제로는 UN사무총장을 “세계의 대통령”이라고 하는것은 조금 어폐가 있습니다. UN사무총장은 어디까지나 사무부문의 우두머리에 불과하기 때문에, 한국이나 미국의 대통령이 자기나라에서 행사할수 있는 봐와 같은 그런 큰 권한은 실제로는 없습니다. 그렇다 하더라도 사무총장이 아무 힘도 없는 허수아비라는 것도 아니하지요. UN에서 각국 의견이 크게 엇갈려서 결의나 결정을 못할 때, 최종적으로 사무총장에 일임할 경우도 있고 하니까. 또, 명목적이지만 사무총장이라는 UN대표의 자리와 그 인물이 하는 말과 행동이 가지는 “상징적 뜻”은 결코 작지 아니합니다. 그런 “제한적(制限的) 권한”과 “높은 위상”이라는 환경 속에서 얼마나 뜻있는 일을 하는가, 그것이 문제랍니다. 미국의 시리아 이라쿠폭격을 두말없이 쉽게 용인한 반기문이 그럴 만한 일을 했다고는 도저히 말할수 없어요. 전임자인 아난도 그렇게 대단한 총장이였다고 할수 없었지만, 그레도 제한적인 권한 속에서도 미국의 이라쿠전쟁을 비판하여 그것이 “위법”이였다고 했습니다. 명백한 국제법위반인 시리아공격을 그렇게까지 쉽게 허용한 반기문은 아난만도 못하지요. 자기가 앞장서서 국제법을 짓밟히고 있으니까.

위법한 부정선거를 치른 한국대통령 박근혜.   
위법한 전쟁을 치른 “세계의 대통령” 반기문.

이들이 “대통령이어선 안되는 사람”이라는 리유는 이제 명백하지요. 

다시 한번 말씀드리겠습니다. 반기문이 한국대통령 되면 한국민중에 큰 재앙으로 되고, 남북관계를 악화시켜서 우리민족 전체에 해를 끼치는 것은 틀림없습니다. 우리가 목표삼아야 하는 일은

“No More 박근혜! No More 오바마! No More 아베! No More 네타냐후! 그리고, No More 반기문!”

이라는 것을 명심해주시기를, 또 3년후의 대선에서 한국 유권자들이 더 현명한 선택을 해주시기를 간절이 바라는 바로소이다.

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