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ふてえ奴だ! この石丸次郎のニセモノめ!

石丸次郎という男は仮にもジャーナリストの端くれとして恥を知るべきです。他者からの批判に言論で反論する事をせず、いきなり法的措置をちらつかせた言論妨害行為で対するなど、報道を仕事とする人間のする行為ではありません。「論争を歓迎」するというなら、まずは自身のツイッターなどで当方の誤りを指摘するなどまずするべきでしょう。
石丸の卑劣な言論封殺行為を知ってもらう為にこの記事はしばらくの間当ブログのトップに載るようにしました。
なお、問題の記事については、以下にある石丸からのメールを転載及び、当該記事に訂正文を追記する形で訂正とさせていただきます。



少し前に筆者の所へ以下のようなメールが届きました。すごく面白い内容なので、筆者一人だけ読むにはあまりにもったいと感じた事から、以下に全文を掲載します。(強調部分は筆者による)

 

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文在寅政権しゅごい

韓国の文在寅政権すげえなあ。ここまでイっちゃうともう、ある意味何も言う事ねえよ。

プレシアンより
http://www.pressian.com/news/article.html?no=172538
文大統領「防衛産業国産化を超えて輸出産業化せねば」
「友邦国と武器体系共同販売が可能になるだろう」
2017.10.17 11:54:23

中央日報より
http://news.joins.com/article/22018979
文大統領「平和守る為の力が必要…独自的防衛産業の力量確保が切実」
2017.10.17 10:47


上記2紙だけでなく、今韓国の新聞ではどこも「文在寅の軍需産業を輸出産業化」ニュースで持ち切りである。全文訳すのは面倒なのでこれらを要約すると(もちろん間もなく日本語版各紙で記事が出るとは思うが)、

・韓国の軍需産業を輸出型グローバル産業へと飛躍させる。

・友邦国と軍需産業共同協力体を構築し、安保協力国家達と先端武器体系を共同で企画・開発・運用していくシステムを拡散。それで開発した武器体系を世界市場へ共同で販売していく。

・そうする事で国防費節減して、開発段階から市場を確保。協力国達との国防力強化と世界平和にも貢献。

・軍需産業の競争力強化でより多くの職場を確保。軍需産業が新しい未来成長動力に発展。

・北の軍事的脅威から国民を守る先端武器を戦力化。

・我々は今やいついかなる時よりも平和を守って作り出す力が必要。


まあ、こんな感じです。お読みになってお分かりの通り、日本で安倍晋三や小野寺五典や小池百合子の言ってる事と全然違わない。もちろん枝野幸男率いる立憲民主党の性格ともナイスマッチであろう。これからの韓国は「死の商人立国」を目指して狂奔していくのです! 
突っ込み所は一杯あるが、今後の韓国は世界各地の紛争地域へ武器を売りまくり、そればかりか武器の需要を作る為に自ら当該国に軍事挑発や内紛・内戦の種をバラ撒いていく事になるだろう。本格的にアメリカや日本の後を追って、すなわち2周3周遅れの「小アメリカ」「小日本」とも言うべき(三流)帝国主義国家への道を歩むという事だ。韓国の軍拡化も日本に負けず劣らず危険な水域へ突入しようとしており、東アジアの平和を脅かす最悪の存在としての日本と韓国の姿がこれほどあからさまになった時代はないであろう。その一方で今回の文在寅の発表を聞いて「韓国の軍事的独立」「兵器輸出で経済発展と国際競争力を」「強力な安保」「北に対する強力な抑止」などと沸き返る国家主義者が保守・進歩問わず韓国で大量に発生するのは間違いあるまい。が、しかし…。

今回の件はもちろんトランプ政権以降のアメリカの影響を多分に受けている。トランプがこの間言ってきた事というのは下位同盟国(衛星国)達に対して「守って欲しかったらもっとゼニ出せや」という事に尽き、当初は米軍の駐留費、さらには当該国の防衛費そのものをもっと上げろ(そしてうちからもっと兵器買え)という圧力にエスカレートしていった。トランプのアメリカ優先主義とはゼニにならない国際警察ごっこはしないという事であり、それが必要だとされた時には衛星国に米軍駐屯費以上の莫大な請求書を尽き付ける。元々トランプ以前のモンロー政権による「孤立主義」は帝国主義間の戦争に無闇に割り込まず自国民の犠牲を最小に抑え、その代わりに民間の兵器輸出はバンバンやって戦争特需を享受するというものであった。そして世界大戦の趨勢が決まりつつある時期にようやく重い腰を上げる事で戦勝国の地位を占める。トランプが推し進めようとしている「アメリカ第一主義」も同じ概念だ。ただしアメリカがこうした方向へ進む予兆はオバマやブッシュジュニアの時代からすでに表れてはいた。「アメリカの負担軽減」という事が言われて久しく、それはすなわち日本や韓国にツケを回すという事でもある。アメリカの借金はすでに天文学的に膨れ上がってどうしようもない水準に達しており、戦後の「介入主義」から再びトランプの「孤立主義」に回帰するのは必然であったろう。ただトランプが執権以後に執った進路は「アメリカの負担軽減」を遥かに超越した「史上最大の超搾取」とも言うべきものであり、これはそれだけアメリカの借金額が常軌を逸しており、かつての世界大戦のような大戦争も起こしようがない国際情勢ではそれを挽回出来なくなっている事を意味する。何しろ核はアメリカとその同盟国だけの独占物ではないのだから! そこにアメリカの落日がよく表れていよう。
このような状況で韓国が軍需産業育成に力を入れるという事を、超親米な文在寅政権の性質と重ね合わせて考えれば答は一つ。今回の件もアメリカへの「上納」という性質が色濃いのではないか。つまり韓国の軍需企業がいかに武器を輸出して稼いでも、肝心の兵器製造に関わる技術ライセンスなどの知的所有権が欧米の兵器産業にことごとく押さえられているのではないかという事だ。原発の核心技術がほとんど欧米の企業にあるように、軍需産業の革新技術もそうである可能性が高い。韓国(と日本)が兵器をいくら売っても欧米の軍需産業にライセンス料をピンハネされるだけで、成長動力もへったくれもない結果になるであろう。アメリカは働かずして馬鹿な韓国と日本から不労所得をせしめ、ここにアメリカの「孤立主義商法」はなったという話だ(もちろんそれだけでアメリカの天文学的な借金を埋められるかは別の話になるが)。
文在寅(日本も同様)が推し進めようとしている軍需産業の育成と輸出産業化が「職場を確保」「国防費節減」「未来の成長動力」「世界平和へ貢献」する事にならないのは100%保障付きである。そもそも死の商人稼業で自国民の職場を作る、経済発展だ、世界平和だのとのたまう国家指導者こそ異常な人格ではないか。「キャンドル民心が生んだ民主主義大統領」文在寅とやらは、トランプや安倍にも決して引けを取らない戦争狂である。

韓国と日本が今後核武装出来るかどうかまでは分からない。アメリカの腹一つであろう。が、少なくとも文政権が米軍の戦術核を再配備させる可能性は極めて高いと筆者は見ている。もちろんその場合に請求書の額は天文学的なものになるだろうが。
韓国の国会はすでに与野党関係なく韓米同盟強化と対北敵視政策を金科玉条とする「翼賛体制」が事実上成立しており、今回のような軍需産業の国策育成や原発輸出政策、いざ戦術核再配備となった時などに、これらを食い止める政治勢力は誰一人存在しない。この方面に関しては日本よりも明らかにリードしている。

ついでに言うと、文在寅政権における原発輸出の動きもとうとう具体的な姿を見せ始めた。

http://japan.hani.co.kr/arti/economy/28649.html
韓国型原発、欧州輸出の道が開かれた
登録 : 2017.10.10 06:41 修正 : 2017.10.10 10:08   

上記記事はハンギョレ日本版で簡単に読めるはずなのに、なぜかあまり注目を受けていないのは不思議な事である。以前筆者は文在寅政権の「脱原発」とやらが「国内では一応脱原発する(つもりだ)けど、輸出は今以上にバンバンやる」という極めてインチキなものである事を指摘した。それが誰の目にも明らかになったという事であり、今後は口が裂けても「文在寅政権は脱原発」などと言ってはならない。大いなる嘘は今や完全に化けの皮がはがれたのだ。

「キャンドルデモ」を行った「韓国国民」達に、「世界の民主主義に寄与した」としてドイツ人権賞とやらが授与された。その「韓国国民」が作り出したはずの「キャンドル大統領」とやらは原発輸出に邁進し、THAADに反対する自国民を武力弾圧し、前政権の被害者である良心囚を誰一人として釈放せず、日本の軍国主義者と手を結んで自国の日帝被害者や北側の同胞達を抑圧し、軍需産業の超プッシュをするまでに至った。ドイツ人権賞とやらにどれほどの権威があるか知らないが、この賞がノーベル経済学賞(笑)並みに腐ったインチキな代物である事は間違いないであろう。そして先の「キャンドルデモ」が、その意義と生み出した結果において韓国の民衆抗争史上最低のものであった事も間違いないのではないか。

「民主的」な手続きでサイテーの国家指導者を選択する。またはそうしたサイテーな選択肢しかそもそも存在しない。

これは韓国(アメリカと日本もだが)の民主主義そのものに重大な欠陥があると同時に、西欧型民主主義そのものの破綻を象徴している。「民主主義は間違いの少ない制度」という前提自体が崩れつつあるのではないか。

【翻訳記事】「荒波の太平洋」を予告する国連対朝制裁案通過

韓国の作家金甲洙氏のコラムより

「荒波の太平洋」を予告する国連対朝制裁案通過
朝鮮の「挑発」なのか、強大国の「蛮行」なのか

今日朝(07時)に国連の対朝鮮制裁案が通過した。米中露英仏の5大強国は事前合意を見せ、これにいかなる国も異議を提示しなかった。マスコミ達は今回の対朝制裁案が予想よりも緩和されたとして、特に無理がないように事態を楽観している。だが実際の内容をうかがってみると以前の制裁案とは大きく違う。

今回の制裁案には朝鮮との合作事業全面禁止、朝鮮の繊維製品輸出禁止、朝鮮人海外労働者派遣禁止、朝鮮の船舶強制検索、朝鮮労働党など団体の核心人士の旅行及び資産凍結、天然ガス対朝輸出禁止などが入っている。だがこれら全てを合わせたものよりもっと深刻な事案として石油類、すなわち「精油製品と原油を55%以上削減供給」するというのがあり、これは対朝制裁としては未曾有の事だ。

石油類エネルギー供給を半分以上も削減するという事は我々の考え以上に深刻な事案である。1941年に勃発した米日太平洋戦争もアメリカの対日原油供給中止の為に勃発した。その時に比べて今は原油エネルギーの重要性が比較にならないほど高まった。その為にこれは朝鮮の生命線を半分以上断つ措置であり「準宣戦布告」と変わらない。

私は以前に、今のように危険な状況はないだろうと見ていた。これは朝鮮側の事前警告をみれば読み取れる。9月11日に朝鮮は外務省発表声明で国連安保理で制裁論議を主導しているアメリカに向かい、「不法無法の制裁決議をでっち上げ通した場合、我々は必ずアメリカにそれに相応する代価を支払わせるだろう」と警告していた。

また、この声明は「次回の措置はアメリカをして史上類例なき酷い目に遭わせるだろう」とした。「次回の措置」という言葉は非常に生々しい表現であり、「史上類例なき」という表現が相当に具体的だ。

ここで「アメリカの史上類例なき酷い目」とは何を意味するのか? 朝鮮はすでに日本上空を通過するIRBMを発射した。これは朝鮮戦略司令部で公言した「グアム包囲砲撃」の前哨戦的性格を帯びる。いわゆる「味見」のようなものだった。ならば次回の措置はグアムに対する十字型包囲砲撃になる可能性を排除し難い。ただ前回とは違ってSLBM砲撃である可能性もある。

私はこの警告声明の実現可能性は高いと見る。自体の展開様相が7年前の延坪島砲撃と非常に酷似している為だ。ならば朝米対決の主舞台は太平洋になるだろう。結果、太平洋上で朝鮮とアメリカがとりあえず砲撃戦を展開する事もあり得るだろう。そうして広漠たる太平洋はあちらこちらで際どい泡と共に日毎波高が高まり、荒波が起こる事になるだろう。

東北アジアの情勢は一寸先も見渡せないほどに激変している。問題は我が韓国がどうすべきかにある。外国に出歩きながら北の原油供給遮断を注文しつつ、北を刺激する真似は絶対にすべきではない。

我々の倫理意識に混戦が生じて久しい。5強大国が自分達同士は互いを容認して核とミサイルを完備しておきながら、ただ朝鮮の核とミサイルに関してだけは「挑発」と烙印付ける。果たして朝鮮の核が挑発ならば、5強大国の談合は朝鮮側の立場からはパワハラや蛮行に見える事だろう。朝鮮の核とミサイルには言葉通り「百薬」も無効だ。戦争は泥棒のように迫り来る。この危機の時間には民族共助への転換以外に代案はない。

訳:ZED

原文記事URL
http://www.poweroftruth.net/column/mainView.php?kcat=2024&uid=500&table=c_booking&PHPSESSID=c5fd25dffb9e84d2a36c61cdb6401e23

または
https://www.facebook.com/kimcapsu/posts/895285710622374


先の国連制裁直後に発表された記事で、若干遅くなったが翻訳してお届けする。今日(2017.09.15)の朝の朝鮮共和国によるミサイル発射は、まさに金甲洙氏の予測した「次回の措置」に該当するものであろう。もちろんこの一発だけで終わらない可能性も高い。
以前は朝鮮が人工衛星を打ち上げても日本は「事実上のミサイル」と呼んで必死にこれを「不法なもの」に仕立て上げる世論操作をしてきたが、今は朝鮮側もミサイルそのものを堂々と撃つようになったのでかえってすっきりする。それは事態が以前よりもさらに悪化した事を意味し、韓米日の3カ国の好戦振りがますますその度合いを高めて凶悪になっているという事でもあろう。

韓米日いずれも悪いが、中でも韓国(それも文在寅政権になってから)の立ち居振る舞いが最悪であると筆者は考える。韓国の、それも文在寅政権がやってきた事は「韓米同盟強化」「北側に対する侮辱と挑発」「実現不可能なハードルを設定した口先だけの対話提案(これ自体が事態の悪化を招きかねない挑発行為)」「朴槿恵時代に行われた対北政策の弊害を撤廃するどころか放置・助長」「従軍慰安婦被害者を見殺し(生贄)にしての日本との関係強化」「THAAD配備強行とその反対派住民に対する武力弾圧」「朝鮮に対する石油禁輸制裁の推進」「それでいて『対話が行われないのは一方的に北だけが悪い』という世論操作とパフォーマンス」などで始終一貫していた。人道支援に800万(約8億8000万円)ドル出すだって? 石油類供給を55%も削減(するのに必死に狂奔)しておいて、もう片方の手で人道支援とか、どれだけ相手を馬鹿にしているのか! 人口2400万人の国家で使う石油の55%に比べたら、8億8000万円など雀の涙もいい所であろう。南が今回行おうとしている「人道支援」で恩恵を受ける児童や妊婦よりも、石油削減で被害を見る児童・妊婦の方がはるかに多いであろう事は素人目にも分かる事ではないか。100万円奪った相手に恩着せがましく1000円を渡し「これでメシでも食え」と言っているようなものだ。それを以って「南北和解のきっかけに」などとエラソ-に説教垂れてるハンギョレも本当に終わってる。今回の「人道支援」は朝鮮側に拒否される可能性が高いし、南北関係の更なる悪化を招く結果にしかならないであろう。そしてこの挑発と侮辱行為でしかない偽善まみれの「人道支援」が北側に拒否されれば、「南がこんなに平和を望んで支援しようとしているのに、北は対話を拒否している。北は核放棄して対話に応じろ」の大合唱が朝鮮日報からハンギョレまで、自由韓国党から正義党にいたるまで、まさに右も左もなく沸き起こるのは間違いない。韓国は日本以上に好戦タカ派翼賛体制が完成しつつある状況だ。この点を勘違いしてはいけない。今の韓国社会において、アメリカや日本の影響を排除し、朝鮮共和国に対する制裁に反対するような「自主的平和統一勢力」はイリオモテヤマネコかツシマヤマネコ並みの絶滅危惧種である(もちろんその時々の情勢次第でそれらしい営業トークをするまがい物、いわば「イリオモテヤマネコのコスプレをしただけのイエネコ」も大変多いので騙されないよう注意。例えばこいつとか、こいつとか、こいつとか)。

人間はどこまで残虐かつ外道になれるのかという事を、文在寅と安倍とトランプとハンギョレは身を以って世界中に示してくれているのです! ありがたや、ありがたや。

…冗談はともかく、今回の制裁が「平和的解決を目標にしている」とまでエラソーに言っている文在寅は本当に限度を超している。今回の件で確定した決定的事項は、800万ドルの「人道支援」が「南がこんなに平和と対話を望んでいるのに、それを拒否する北」という世論操作のアリバイ作りに過ぎない事と、文が朴槿恵以下の大統領であるという証明であろう。
さらにもう一つ確定した事があるのに我々は気付かなければならない。このまま行けば文在寅政権が従軍慰安婦被害者を日本へ売り飛ばすという事がだ。

http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=122137
文在寅政権、北の核を理由に「慰安婦」おざなりに
殷秀美秘書官「韓日共助優先」…女性家族部、和解治癒財団監査結果「内密」
2017.09.14 14:32:38


上記記事は朝鮮語記事なので、要点だけを以下に列挙する。本当は全文訳したいが、時間がないので。


殷秀美大統領秘書官曰く
「北の核とミサイル問題を解決する為には韓国と日本の共助が必要なんやあああああッ! 今は慰安婦問題なんかよりも韓日関係の方が重要なんやでえええええッ! 」
「和解治癒財団(日本の拠出金10億円で韓国に作られた財団)を解散させたら日本との関係が悪うなるどおおおおおッ! 我が国が外交的に孤立してもええっちゅうんかあああああッ!」

和解治癒財団に対する監査結果について女性家族部曰く
「和解治癒財団には何の問題も発見されんかったでえええええッ! 書類も完璧やったのに、何の問題があるんじゃあああああッ!」

康京和外交部長官曰く
「日本とはこの問題(慰安婦問題)を当分論議せえへんというアンダースタンディングが出来とるんやでえええええッ!」

趙俊赫外交部スポークスマン曰く
「それは首脳会談や外相会談次元で過去史問題が両国間の未来志向的発展の足枷にならんようにしようというアンダースタンディングなんやあああああッ!」


…木で鼻をくくった態度というのはまさにこういうのを言うのであろうか。慰安婦被害者や挺隊協関係者が大統領官邸を訪問して陳情に言った時の対応がこれだったという。文在寅政権、慰安婦被害者達を日本へ売る気マンマンだな! 敵は日本政府だけでなく、他ならぬ韓国政府自身もである。

北の核問題を解決する為に、THAAD配備予定地の住民達は少しぐらい我慢しろ。
住民達の生活ごときよりも国家安保の方が大事だ。
北の核問題を解決する為に、従軍慰安婦被害者達は少しぐらい我慢しろ。
慰安婦問題ごときよりも韓日関係の方が大事だ。

もはやここまで来ると文在寅と朴裕河の違いが分からない。まあ、朴裕河も前の前の大統領選挙(2012年)では文在寅を支持してたしね。やはりこうなるのは分かり切っていた事だったのである。

ラブラブ晋三×在寅

今回はまずヘドが出るようなカップリングを御覧いただきます。あらかじめ免責事項を述べておきますが、以下のカップリング写真は読者の精神を著しく毒する危険性がありますので、閲覧は飽くまでも「自己責任」でお願いします! 超A級閲覧注意物件! グロいです! キモいです! ゲスいです! 吐きます! 見たくない方は素早く画面を下へスクロールさせて本文に入って下さい。















カップリング:安倍晋三×文在寅

♡仲良し♡


♡仲良し♡


♡仲良し♡



…何なんだよこれは、超気持ちわりい。いい加減にしろよという話だろう。この安倍と文のヘドが出るようなゲスい笑顔! これはもはやかつての岸信介×朴正熙をはるかに凌駕する破壊力を秘めている。ちなみにこれらの出典は以下の記事。

・聯合ニュース韓国語版
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2017/09/07/0200000000AKR20170907087100001.HTML
文대통령 "대화보다 압박"…'북핵 동병상련' 아베와 공동보조
(文大統領「対話より圧迫」…「北の核、同病相憐れむ」安倍と共同歩調)
송고시간 | 2017/09/07 11:49

・聯合ニュース日本語版 上記記事の日本語訳
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/09/07/0200000000AJP20170907002300882.HTML?from=yna_kr
韓日蜜月へ  文大統領と安倍首相が対北朝鮮で共同歩調
2017/09/07 15:47

・韓国「民衆の声」
http://www.vop.co.kr/A00001199693.html
한·일 정상 “대북 원유공급 중단에 중·러 동참하도록 설득”
“지금은 대화보다 대북 제재와 압박 더욱 강화해야”
(韓日首脳「対朝原油供給中断に中露が参加するよう説得」)
(「今は対話より対朝制裁と圧迫をより強化せねば」)
최지현 기자 cjh@vop.co.kr   
발행 2017-09-07 12:32:49
수정 2017-09-07 12:32:49


いずれも先の朝鮮共和国による水爆実験に対する「日韓共同歩調」を述べた記事である。その前の8月29日に朝鮮が日本側に向かって弾道ミサイル実験をした時も文在寅は「北に報復能力見せつけたれやあああああッ!」とはしゃいでいた。開いた口が塞がらないというのはまさにこの事であろう。
アメリカのイヌになって日本と一緒に外国へ「同族の国へ石油を売らないでくれ」と哀願してまわる韓国大統領。何と惨めで無様な姿であろうか! さらに奴隷以下の身分でしかないこの大統領は「朝鮮半島情勢の主導権は韓国にある」「韓国が認めない限り朝鮮半島で戦争は起こさせない」などとデカイ口を叩いているのだから、もう何が何だか。「朝鮮半島情勢の主導権」も「朝鮮半島での戦争を起こさせる権利」も韓国には一切ない。それらは全て朝鮮共和国とアメリカの対決如何に掛かっている。「何の権限もないのに勘違いした三下のチンピラ」これが文在寅という大統領の哀れな実態だ。
さらに日本に向かって撃たれたミサイルに対して「報復」って何? 日本の為に仕返しを自ら進んでやってやるとか、意味分かんない。自分の方向に向かってミサイルを撃たれたならまだ理解出来なくもないが、何で韓国がわざわざ日本の為に報復をしてやらなきゃいけない訳? 
「偉大なるテンノーヘーカがおわす神国日本様の御為に、我が自由大韓民国が北傀の共匪どもを征伐させていただきますッッッッッ!」
文在寅が言ってる事は早い話こういう事であり、おまえは間島特設隊(満州の抗日独立運動を潰す為に親日派朝鮮人で編成された満州軍部隊)なのかという話なのだ。文在寅はもはや李完用並みの親日売国奴だと言っても過言ではあるまい。
さらに朝鮮共和国が日本に向けて発射した弾道ミサイルにはもう一つ重大な意味があった事を多くの人が気付いていない。このミサイルが発射された8月29日とは107年前に朝鮮半島が日本の植民地となった庚戌失国(경술실국 いわゆる「日韓併合」)の「国恥日」であり、それに対する日本へのメガトン級の「プレゼント」だったという事だ。朝鮮人・韓国人であればこのミサイル発射に込められた意味を十分に読み取り、それを慶賀こそすれ、恥じる事は全くない。安倍はじめとする日本政府のウェノム(왜놈 日本鬼)どもが慌てふためいて右往左往するザマは実に痛快だったではないか! 祝杯をあげても良いくらいだ。ところが韓国側は日韓合意など歴史問題を抱えているにも関わらず、8月29日に撃たれた弾道ミサイルの特別な意味を一切無視して「日本様の仇を討つんだあああああッ! 北傀の共匪どもを許すなあああああッ!」と保守派進歩派問わぬ大合唱なのだから本当にどうしようもない。日本では3.11以降「新しい国民運動」の波に飲まれて反原発運動も9条護憲運動も何もかも右傾化の度を増していったが、韓国でも同様な「右も左もない」現象が加速している。特に文在寅政権になってから朴槿恵の時よりさらに酷くなった。南朝鮮における「アメリカや日本を排除して南北の和解と民族自決による平和統一を目指す」という勢力が、1945年8.15以降今ほど衰退した時代はない。

前述の聯合ニュース記事によれば

「7日にロシアの極東ウラジオストクで行われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相の首脳会談は両国間の親密さが増していることを確認できる場となった」

「北朝鮮の核問題を巡る両国間の連携がさらに強まっている

「両首脳は北朝鮮が挑発をやめるよう、最も強い制裁と圧力をかけることで一致し、両国関係改善の障害となってきた歴史問題についてはできるだけ言及を避ける姿勢を見せた」

会談は良い雰囲気の中で行われた」

「会談では旧日本軍の慰安婦問題や強制徴用被害者への賠償問題など、歴史問題も取り上げられたという。だが、両首脳は同問題を前面に打ち出すよりは、安定的に管理して未来志向の関係に発展させていくことにした」

「会談の雰囲気について、青瓦台の関係者は「非常に良かった。両首脳間で異論がなかった」として、「両国関係が近年に入り最も良い関係に進んでいるのではないかとみられる」と伝えた」


まさに「日韓仲良くしようぜ」の最悪の極致と言うべき地獄絵図! 「歴史問題を安定的に管理して未来志向に発展」ってそれは李明博や朴槿恵の対日政策そのものであり、従軍慰安婦や強制連行はじめとする日帝被害者を切り捨てるという意味でしかない。先の日韓慰安婦合意検証タスクフォースで不安視されていた事が、ようやく誰の目にも明らかになったという事である。このまま行けば文在寅政権が日韓合意を破棄するどころか、被害者を「サードレイプ」するのは間違いなくなった。日韓合意以上の何か恐ろしい取り決めが今後双方で交わされるのではあるまいか。


この晋三×在寅の「♡ラブラブ仲良し♡」の裏で何が起こっていたかを知らねば、我々は人間としておしまいである。韓国で高高度ミサイル防衛システム(THAAD)の配置予定地となっている星州ではTHAADの配備が強行され、それに反対する住民達が警察の酷い暴力的弾圧を受けた事はあまりに知られていない。以下の記事に詳しいレポートと写真があり、その中からいくつかを転載する。

http://www.vop.co.kr/A00001199680.html
[영상] ‘아 소성리’ 사드 배치 놓고 밤새 격렬한 충돌
【映像】「ああ韶成里」THAAD配置めぐって激烈な衝突
発行 2017-09-07 13:07:19 修正 2017-09-07 13:07:19

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002357997&CMPT_CD=SEARCH
[영상] 오열하는 주민들, 사드 발사대 4기 진입 현장
【映像】嗚咽する住民達、THAAD発射台4機進入現場
17.09.07 09:05 最終アップデート 17.09.07 09:09

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg_w.aspx?CNTN_CD=A0002358055&CMPT_CD=SEARCH
사드 반대 주민들 "문재인 정부, 촛불 배신했다"
[현장] 성주 소성리 마을회관 앞에서 기자회견... "사드 철수할 때까지 투쟁"
THAAD反対住民達「文在寅政権、キャンドルを裏切った」
【現場】星州韶成里村会館前で記者会見…「THAAD撤収する時まで闘争」
17.09.07 11:30 最終アップデート 17.09.07 11:52

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002357920&CMPT_CD=SEARCH
사드 4기 마을회관 통과
오열하는 주민들 "싸움은 이제 시작"
[현장] 경찰-주민 수십 명 부상, 연행자는 없어
THAAD4機が村会館通過
嗚咽する住民達「戦いはこれからが始まり」
【現場】警察・住民数十人負傷、連行者はなし
17.09.06 21:40 最終アップデート 17.09.07 11:20

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002358643&PAGE_CD=ET001&BLCK_NO=1&CMPT_CD=T0016
주민들 멱살잡은 문재인 정부 경찰 "인권은 없었다"
[取중眞담] 7일 사드 추가 반입 앞두고 경찰의 해산작전에 인권침해, 쓰레기 무단 투기도
住民達の襟首をつかむ文在寅政権の警察「人権はなかった」
【取中真談】7日THAAD追加搬入を前にして警察の解散直前に人権侵害、ゴミ無断投棄も
17.09.09 14:27 最終アップデート 17.09.09 14:27


村に搬入されるTHAAD砲台。

搬入トラック(米軍)を住民から警護する警官隊。

搬入トラック(米軍)を住民から警護する警官隊。

トラックを阻止しようとする住民達を押さえ込む警官隊。

警官隊の暴力を受けて泣く住民女性。

警官隊の暴力を受けて泣く住民女性。

警官隊と住民の衝突。

宗教団体(円仏教か)の反対運動家を引き摺り下ろす警官隊。

宗教団体(円仏教か)の反対運動家を引き摺り下ろす警官隊。

車で警官隊とトラックを阻止する地元住民。

警官隊と住民の衝突。

「THAAD配置撤回せよ」と書かれたプラカードを持つ住民。

警官隊に踏み荒らされた瓜畑。

警官隊に破壊された反対運動住民のテント。「暴力鎮圧! 文在寅の「疎通」?」という抗議のプラカードが見える。

警官隊と住民の衝突。

警官隊と住民の衝突。女性の衣服が剥ぎ取られかけているが、警官達はこれを全く止めようとしなかった。


上の写真や動画の通り、まさにTHAAD反対運動に対する韓国政府の弾圧は日本政府による辺野古の弾圧と同等の酷いものである。何しろ500人の反対派住民に対して16倍になる8000人の警官隊で武力鎮圧した訳だから。
しかしながら住民達の「文政権がキャンドル運動を裏切った」というのはあまりに甘い認識であったと思う。大統領になる前から文在寅という男の言動や思考パターンをよく見ていれば、今日のような事は十分に予測可能な事であった。文在寅の本性は冷戦時代の影を引きずった古臭い反共反北主義者であり、親米親日にして嫌中派でしかない。そういう発言をこれまで無数に繰り返してきたにも関わらず、弁護士時代からの盧武鉉の側近だったというだけで大統領にまで登りつめてしまったのが大いなる喜劇の始まりであった。我田引水で恐縮だが、筆者がこれまで文在寅とその政権高位職者や政策のインチキ及び欺瞞性について批判してきた通りの結果である。「だから言ったじゃねえか」というのが筆者の今の心境だ。
ミャンマーのアウン・サン・スー・チーが政権掌握後に少数民族を武力弾圧して、「欧米の操り人形」というその本性が露になった所、かつてこの女を支持していた人々の一部が慌てふためいて後悔しているという喜劇が起こっている。だが依然としてスー・チーの世間一般のイメージは「民主化のリーダー」という「美しい誤解」だ。文在寅もこれとそっくりな経過をたどっており、一部の弾圧被害者や民衆運動だけが文在寅を反対・糾弾するだけで、世間一般のイメージは「キャンドル革命が生んだ大統領」というこれまた「美しい誤解」である。

文在寅政権から高位ポストを与えられたり、あるいはそれが欲しくてゴマスリしている知識人やジャーナリストは恥を知るべきだ。特別補佐官の文正仁(朴裕河の熱心な擁護派にして日韓軍事情報保護協定の強烈な推進派!)や民政首席の曺国(何年も前から文在寅の腰巾着だったタレント教授で、文在寅が大統領になったおかげで当人も高位ポストがもらえた)、ポスト欲しさの乞食根性丸出しで文政権とキャンドル運動を誉めそやすインチキ講演を繰り返している金民雄など、こうした下劣過ぎる連中があの界隈にはゴロゴロしている。
とりわけ韓国マスコミではハンギョレが酷いを通り越して犯罪的ですらあろう。一応星州での暴力弾圧の事実について報道してはいるが、9月8日の社説(日本語版未訳)で「国民はTHAADを配置する以外にない政府の事情と困難を知らないのではない」「(文大統領が)THAAD配置に対する自身の立場を明らかにしたのはよくやった事」という無理矢理なこじつけまで言って必死に文在寅政権を擁護しようといるのだから。「国民はTHAADを配置する以外にない政府の事情と困難を知らないのではない」とか、勝手に国民を文大統領に「忖度」させてんじゃねえよという話だろう。ハンギョレの論理だとTHAADに反対して警察から酷い暴力を受けた韶成里の住民達はさしずめ「非国民」「アカ」「従北」という事になるのではないか。国家保安法の論理に基づけば、韓国という国において「アカ」は国民でも人間でもないからナンボ殺して構わないという話にしかならず、ハンギョレはこの社説で韶成里の住民達を二重に殺す役割を果たしたのだ。ハンギョレがこのような事を言うのもある意味当然で、同社論説委員に呉泰奎(オ・テギュ 오태규)というのがおり、この男は文政権になってから政府審議会(国政企画諮問委員会及び日韓合意検証TF)の委員に取り立てられるという大出世をしている。自分とこの幹部記者が政権に入っているのだから、その政権をまともに批判出来る訳がない。しかも呉泰奎はハンギョレきっての親米タカ派記者で、済州島海軍基地や韓米FTAにも賛成していた! もちろんこの男は民主党と文在寅の腰巾着として昔から有名な記者であり、今回の委員起用もその「論功行賞」的意味合いが強い。呉のようにおとなしく政権の幇間さえやってれば、これからも自分らはオイシイ目に遭えるのだ!
これでどうして日韓合意をどうこう出来るというのか!

文在寅と民主党を世界一の英雄のごとくヨイショして幇間に成り下がった徐京植も罪深い。特に徐京植はトランプと安倍をボロクソにこき下ろしながら、それらにイヌのごとく卑屈にシッポ振ってる文在寅について何も批判しない(どころかヨイショしてる)のはどう考えてもおかしいではないか。和田春樹を批判するなら、文在寅や康京和(外相)や宋永武(国防相)も同様に批判しろよという話なのだ。自分こそ最近の和田春樹の態度(良識ぶった態度をとる一方で朴裕河や日韓合意を擁護・賞賛)と変わらないではないか。堕落したものだな、徐京植も。徐にまだまともな感覚が残っているならば、最低でも「文在寅賛歌」を即刻やめて取り消すべきであろう。だがその可能性は限りなく…。
徐京植だけではない。軍事政権時代の留学生スパイ団捏造事件被害者達の中には、文在寅政権に一定のポストを与えられて取り込まれつつある者が他にも何人かいる。かつて軍事独裁政権の被害に遭った人々を抱擁すると言えば聞こえはいいが、現実に文在寅政権がやってる事を見てみるがいい。韓米同盟強化にひた走り、北側に対する挑発や敵視政策を政権発足後から何一つやめようとしなかったのが文政権である。あの大統領が言う「対話」は全て口先だけの中身がないものであった。そしてついにはTHAAD強行配備と反対住民への武力弾圧、安倍とのラブラブカップリング(笑)である。住民弾圧をして、安倍とラブラブな文在寅政権に民主平通のポストを与えられるとか、筆者なら恥ずかしくてとても耐えられないし、そんな委員職は続けられない。そもそもそんな政権下の諮問会議で、民族同胞の和解と統一の為に真にやれる事など何もあるものか。韓国の軍拡化と「南北対話が進まないのは何もかも一方的に北だけが悪い」というアリバイ作りに加担させられるだけではないのか。この人達はせめて文在寅に対して星州韶成里での住民弾圧について抗議を申し入れるべきであるし、それが聞き入れられなければ諮問委員職を辞職すべきである。星州韶成里の住民達の姿は、彼らがかつて軍事独裁政権から受けた仕打ちそのものなのだから。呉泰奎や徐京植のような堕落した連中とは違う姿を見せて欲しいと切に思う…が…。

もはや文在寅は安倍晋三や朴槿恵と何一つ違わないどうしようもない反動大統領であり、民衆弾圧者である事がはっきりした。その事を前提に「日韓2017年体制」を考え、その体制下での民族同胞の権利と平和統一を考えねばならない。

喜ぶのは早過ぎる

それにしたって「飛ばし」もいいとこな記事だと思った。韓国の文在寅政権が朝鮮籍在日の韓国訪問を許可する方針だとした、8月15日の演説についてである。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/28191.html
「朝鮮籍」の在日同胞の自由な訪韓を許可
登録 : 2017.08.15 22:26 修正 : 2017.08.16 06:43

上記ハンギョレの記事ではタイトルで「許可」としているが、実際にはまだ何も決まった所はなく、ただ大統領がそういう「方針」だと演説で述べたに過ぎない。正しくは「許可の方針」とすべきであろう。大統領が演説でちょっとリップサービスしただけなのに、それを以って「自由な訪韓を許可」がもう実現したかのようにいうのはいくら何でも気が早すぎねえか、という話なのだ。確かに韓青が8.15に韓国へ入国出来たのは朗報ではあるものの、その流れで朝鮮籍在日も韓国へ無条件で入国出来るようになるという保障はどこにもない。皮算用はやめて、もう少し様子を見るべきであろう。

筆者がこういう事を言うのは、文在寅には前科がいくつもあるからだ。何度も警告してきたように、文在寅がちょっといい事を言っても、それには大抵裏がある。脱原発を謳いながら、その一方で原発輸出は今まで(すなわち李明博・朴槿恵時代)以上にバンバンやるというのは典型だろう。

朴槿恵による全教組への法外労組通告を撤回すると選挙で公約しときながら、それは依然として実現されてない。選挙の時だけ票欲しさに甘言を弄して、当選したら知らん振りかよ。
朴槿恵政権による政治弾圧でブタ箱へ入った良心囚の釈放も「出来ません」の一言でおしまいだった。金大中と盧武鉉は就任何ヶ月もしないうちに釈放したのに何で? 
日韓慰安婦合意についても再検討タスクフォースには慰安婦問題の専門家が誰もおらず、日韓の間で交わされた合意文書の公開も「国益に反するから駄目」で門前払いである。

こうした前科を考えれば、本当に朝鮮籍在日の訪韓が認められるようになるか、誰にも保障出来ない。仮に認められるようになっても、国内脱原発と原発輸出をセットにするようなとんでもない条件をくっ付けて来る可能性が高いであろう。特に最近の韓国の関連ニュースなど見ていると「朝鮮籍在日は北とは関係ない」という事を強調する論調がやたらと目立つのだ。要するに「朝鮮籍同胞は憎き北とは関係ない。一部の総連活動家を除いて、むしろ彼らも北の政権の被害者なんだから、南は彼らを喜んで受け入れる(取り込む)べき」というスケベ心が丸見えで、要するに朝鮮共和国と朝鮮籍の在日をいかに離間させるかという「国益」に重点を置いた話になっているのだ。文在寅政権が朝鮮籍在日の韓国訪問を容認するにしても、それは決して「自由・無条件」なものではなく、朝鮮共和国との離間や朝鮮籍そのものからの離脱をうながすような策をセットにしてくる可能性が非常に高いと思う。故にうかれずもう少し様子を見るべきであるし、「言ったからには無条件で実行せえよ!」と文政権に突きつける事も決して忘れてはならない。

放っておいたら文政権はまた変な事をやらかすに決まっている。こういう事を言うのは気が引けるのだが、韓青の祖国訪問も文在寅にしてみれば「小泉のハンセン病裁判上告取り下げ」みたいな単なる人気取りパフォーマンスの一つか、さもなければ朝鮮籍在日を釣る為の「エサ」に過ぎないのではないか。

文在寅に突きつけるべきなのは「朝鮮籍同胞の訪韓を容認するのか」ではなく、「朝鮮民主主義人民共和国と金正恩を支持する同胞の訪韓を自由かつ無条件で容認するのか」という事であった。それに対しても果たして文在寅は「自由に許可する」と堂々と答えられたであろうか。まあ、選挙の際に「俺様は金正恩が世界で最も恐れる大統領になってみせるぜえええええッ!」とか言って粋がってたり、国情院や脱北ブローカーに拉致されてきた人達の送還を徹底拒否し、北に友好的な在米同胞の入国禁止を依然として解除しようともしない大統領の事だから、答は火を見るより明らかだろうが。


↑ 選挙中に文在寅が自身のSNSに発表した発言。「私は金正恩が最も恐れる大統領になってみせます。アメリカが最も信頼する大統領になってみせます。中国が最も信ずるに値する大統領になってみせます」とある。出所は以下アドレス参照。
http://news20.busan.com/controller/newsController.jsp?newsId=20170410000229


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