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韓国の極右ニューライトが早速「誠じゃない方の桜井」にラブコールを送り始めた

最近知ったのだが「温報 オンバオ」という韓国のニュースサイトがある。ここは中国の様々な情報を韓国に紹介するというふれこみで、いわば「華流」のホットニュースを韓国に伝えるという趣旨のメディアなのだろう。が、しかし…。
ここの紙面を実際に読んでみるとすごいものである。このニュースサイトは中国の芸能ネタだけでなく韓国の政治・社会ニュースも取り上げているのだが、その論調は極右そのもの。まさに骨の髄まで親米親日・反共反北という、韓国極右ニューライトの結晶体みたいな事ばかりが書かれている。例によって統合進歩党のような進歩政党や平和統一運動を「極左・アカ・従北」と攻撃し、先の旅客船沈没事故でも「極左勢力が騒ぎを起こしている」と扇動していた。もちろん遭難者を一人も救助出来なかった朴槿恵政権は全面擁護です! はっきり言って保守3大紙の「朝・中・東」より右寄りなんじゃないかというくらい凄絶な紙面である。中国芸能ニュースメディアの仮面を被った韓国極右勢力の発現と呼ぶに相応しい、実に訳の分からない奇怪なトンデモメディアであろう。ぜひ温報にはアジアプレスと業務提携し、日韓双方で互いのトンデモ北朝鮮報道を配信して欲しいものだ。

で、その紙面を色々と見ていたらさらにとんでもないものを見つけてしまった。例の「日韓仲よくしようぜ会」というキモさ爆発のトンデモ集団を率いる「誠じゃない方の桜井(笑)」こと桜井信栄を大絶賛するコラムが載っていたのである。このコラムははっきり言って読めば即身成仏間違いなしだろう。特にタイトルが凄絶だ。「日本人が好きです」だって。凄すぎ。

http://onbao.com/news.php?mode=view&num=40355
キム・ビョンムッコラム「日本人が好きです」

この執筆者のキム・ビョンムッというのは在中韓国人だそうで、温報の極右論調を最も体現しているような書き手と言って良い。統合進歩党攻撃に代表される従北魔女狩りはもちろん、朴槿恵への大絶賛など、読んでてめまいがしてくるような狂信的ニューライトである。
この桜井信栄を褒め称えたコラムは、もちろん全文翻訳など馬鹿馬鹿しくてやってられないので、目玉とも言うべき凄絶な部分だけ訳して以下に抜粋しておきたい。強調部分は訳者による。


桜井教授は「日本の右派内にも反韓デモに反対する人間がいる」として日本の中の一部の行動が日本人全体を代弁するかのように世論が偏る事に憂慮した。

桜井教授が光化門でピケデモをする理由は、ソウルを訪ねる日本人観光客を対象にしてもいるが、ソウル市民を対象に日本国民を代表してメッセージを伝達する為だ。

韓国と日本は自由民主主義の国だ。多様性を前提とした民主主義国家では、一部政治家が国民全体を代弁するのではない。実際に生活の中で接する大部分の日本人達は、過去における日本帝国主義の歴史的犯罪を恥ずかしがり、ただの一人もこれを正当化した日本人に会った事はない。

反韓デモをする少数の日本人もいるが、昨年2013年だけで51万人の日本人観光客が韓国を訪ねた。(中略)反韓デモに参加する100余名にに比べて数十万人の日本人が韓国に対して好感を…(中略)日本国内で韓流文化が広範囲に広がり…(中略)現在の日本の執権勢力が妄言を続けるのに反し、日本国民大衆の主流的世論は韓日両国の親善と友好的関係を望む。

桜井教授のピケデモが我々に伝えるメッセージは、日本人の主流的考えと世論を伝えたいという事だ。過去の日本帝国主義の侵略の歴史を反対するのと、日本人を敵対視する事は全く次元の違う事項だ。韓日両国の国民大衆は戦争よりも平和を望んで、対決よりも親善を望む。

日本国内の政治が極右に偏るほど、我々は平和と親善の原則を明らかにせねばならない。それでこそ日本国内でも一部極右政治家達が孤立して政治的影響力を失う事になるだろう。

昨年5月から毎週土曜日毎に弟子や日本人の知人らと共にピケデモを行ってきた桜井教授の勇気と真心に尊敬と感謝の拍手を送る。


お読みの通り、これを書いたキム・ビョンムッという者は極めて論理性のない支離滅裂な事ばかり言ってる上に、民主主義の本質も、日本の実情もまともに知らないアホだという事がよく分かる。「妄言」をするような極右政治家が日本では「一部」だとか言ってる時点で、こいつ馬鹿じゃねえのかという話だろう。自民党と民主党と維新を合わせりゃ議席いくつよ? それがほんの「一部」なのか? そんな事すら分からないアホが日本の事を語るべきではない。「日本国内の政治が極右に偏るほど、我々は平和と親善の原則を明らかにせねばならない」とか、要するに日本の政治家が歴史冒涜発言を繰り返したり集団的自衛権行使などの軍拡化を進めても、韓国は「平和と親善」だけ唱えて大人しくしていろ(가만히 있으라 by 沈没した旅客船歳月号の乗客案内放送)という事ではないか。要するにキム・ビョンムッは日本のやる事に抵抗するなと主張している訳だが、そんなの日本の「極右政治家達」が「孤立して政治的影響力を失う」どころか、ますます付け上がるだけじゃないのか? 韓国の立場は苦しくなるだけで、過去の歴史清算はますます遠ざかるばかりである。「韓国と日本は自由民主主義の国だ。多様性を前提とした民主主義国家では、一部政治家が国民全体を代弁するのではない」って言うが、その「一部政治家」を「民主的」な選挙で選んだのは日本の有権者なんだが。それに「韓日両国の親善と友好的関係」とやらを築く事と過去の歴史清算は必ずしもイコールではない。今までの日韓関係がそうだったように。「日本の執権勢力」が今までどれだけ歴史冒涜発言を繰り返しても韓日の国交が断絶する事はなかったろう。「韓流」芸能は大好きだけど在特会並みの民族差別主義者で「反日韓国大嫌い」という、「政芸分離」な韓流ミーハーなど日本にはいくらでもいる。そういう日本の民衆意識が妄言政治家を当選させるという事もまた「自由民主主義」の大きな特徴だ。この男(とそれに類する韓国ニューライト)の言う「日韓親善」とやらがどういう性質か良く分かるだろう。
が、このコラムは反面で桜井信栄がどういう姿勢で向こうの現地で活動しているかが、非常によく分かる貴重な証言でもある。この誠じゃない方の桜井は、我こそ「日本国民を代表」しているというのだから。「日本で在特会みたいなのはほんの一部であり、日本人は差別に反対している良心派が大部分だ。朝鮮半島と日本の歴史的・政治的問題と民族差別は関係ない」という、およそ現実とかけ離れた大嘘宣伝を韓国で必死になって広めている、そんなデマゴーグが韓国で「日本人の代表者」然して偉そうにのさばっているという事実を、他ならぬ韓国現地の馬鹿右翼が口をすべらせてバラしてしまったのだ。馬脚を現すとはまさにこの事であろう。ていうか「日本の中の一部の行動が日本人全体を代弁」するのではないなら、桜井信栄自身とて「日本国民を代表」するなどという事はあり得ないだろう。この男は何を以って自分が日本の代表などと豪言壮談(호언장담 大言壮語)しているのか? 

桜井信栄がこういう人間なのはさほど驚くにあたらない。仲良くしようぜ運動、すなわちこの男の親分格である野間易通は先日ツイッターで「糞チョソン人」という差別発言をして、他ならぬ「信栄じゃない方の桜井(笑)」にすら嘲笑されていた差別主義者なのだから。この者達が日本の大衆を欺いているのはもちろんだが、それ以上に韓国の人々を特に重点置いて詐欺にかけようとしているのは明らかだろう。その方が自らの目的、すなわち自身の差別性隠蔽や、日本の国家体制サポートといった自分らの御用運動をうまく運ぶのに都合が良いからだ。「日本とは歴史問題を抱える最たる反日国家・韓国が日本の『良識』を認めてくれた」という既成事実がそうした事を運ぶのに、どれだけ都合が良いか! 宮崎駿が「風立ちぬ」の公開に当たって韓国対策に死に物狂いになったのと同じである。そこに韓国側から手を差し伸べてきたのが今回の温報やキム・ビョンムッのような極右ニューライト・親日勢力という事だ。何しろ「日本人が好きです」だぜ? ここまでキモイ事を堂々と言い切った奴など初めて見たわ! 
いずれにせよ、野間易通・桜井信栄一派に対して韓国本国の極右・ニューライトがラブコールをはっきり宣言した、という事は明らかになった。予想されていた事だが、日本の「仲良くしようぜ運動」と韓国の極右ニューライトは極めて親和性が高い事がこれで実証されたのである。韓国と日本の一番悪質な層が手を結ぶという構図がここでも分かり易く再現された訳で、これまた19世紀末の朝鮮侵略時から続いてきた日韓癒着・共犯行為の一例でしかない。仲良くし続けてきたぜ!

こうした野間・桜井らの動きを単純に笑って済ませられないのは、日本で今進行しているある出来事の断片ともいうべき表出だからだ。日本は1937年に日中戦争を引き起こしてから、内鮮一体・皇国臣民化を名分に国民総力運動を始める。これは植民地朝鮮においては朝鮮人を戦争に引き込む為の意味を持っていた。2014年の今はどうだろう。武器輸出解禁、解釈改憲、集団的自衛権行使など戦争と軍拡化にひた走るのが今の日本だ。すでに度々報道されてきたように、韓国の朴槿恵政権は日本の集団的自衛権行使を容認する方針である。アメリカの言う通りに歴史問題を棚上げして、日本との安保協力を優先させてだ。朝鮮半島で戦争がもし起こったら、日本軍は集団的自衛権を行使して堂々と朝鮮半島に上陸・参戦する。「仲良く北朝鮮相手に戦争しようぜ」という事だ。野間や桜井(誠じゃない方)やキム・ビョンムッらの行為は、まさにそれを下支えして戦争に突っ走る現代版内鮮一体・皇国臣民化・国民総力運動そのものである。

野間が表向き「反ヘイトスピーチ」と言いつつ差別発言を繰り返す様は、当時の日本人が表向き「一視同仁」を口にしながら実際には朝鮮人を奴隷のように虐待して罵声を浴びせていたのと全く違わない。
誠じゃない方の桜井がやはり「反在特会」デモをしながら「あれは一部の馬鹿がやってるだけで、日本の大部分は良識派なんだ」「朝鮮半島と日本の歴史的・政治的問題と民族差別は関係ない」というデマを垂れ流し、歴史に無知な韓国の若者をたぶらかして洗脳している姿はどうか。敗戦前の修身教科書第五期にあった「十九 ニッポンノ国」の以下の句はあまりに有名だろう。

日本ヨイ 国、キヨイ 国。
世界ニ 一ツノ  神ノ 国。
日本 ヨイ 国、 強イ 国。
世界ニ カガヤク エライ 国。

この修身はもちろん植民地朝鮮の学校でも皇民化教育の重要なプログラムとして教えられた。特に戦争の雰囲気が強くなった時期、第3次朝鮮教育令が発布された1938-1941年からは授業時間が倍増し、最も優先度の高い教科とされている。この句も植民地朝鮮では上記の日本語で教えられていた。「日本ヨイ 国、キヨイ 国」と。桜井信栄が言ってる事も全く同じであり、今の韓国で次のように若者達に教えていると解釈出来よう。

日本ヨイ 国、キヨイ 国。
反韓デモニ 反対スル 神ノ 国。
日本 ヨイ 国、 強イ 国。
北朝鮮ヲ コラシメル エライ 国。

誠じゃない方の桜井がやってる「自称・反韓デモ反対運動」の正体は、現代版修身・皇民化教育を南朝鮮に再輸出しているという恥知らずなだけの行為だ。これは自分とこの中国人社員を靖国神社と遊就館に送り込んで「靖国に感動しました!」という状態にまで洗脳させる、ゴーゴーカレーの社長並みに恥知らずな所業であろう。これらはあの時代から何の反省も変化もない軍国主義日本人そのものの姿だ。
実を言うと、修身の教科書は最近韓国でも朝鮮語に訳されて刊行されている。もちろんこれは日本の植民地統治の実態を研究する為で、ニューライト勢力や日本極右勢力が主張する植民地近代化論・正当化論を打破する事が目的だ。そうした貴重な資料が刊行されているのだから、韓国の人々は昔の修身と全く同じ事を自分らに押し付けようとしている桜井信栄らの詐術に、一刻も早く気付かねばならない。それに同調する現代版親日派についてもだ。

かつての国民総力運動は中国との戦争の為だった。今また同じような「新・国民総力運動」が日帝から草の根レベルで押し付けられ、その矛先が北の同胞に向けられているのである。
日本と韓国は今でも内鮮一体のままだ。

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